2013年7月7日日曜日

Guam tour! 2013 #06 Onward Beach Resort Water Park



グアムには、子どもが楽しめる大きなプール施設もいくつかあります。
その中から今回選んだのは、オンワード・ビーチリゾート・ウォーターパーク。
ホテルが立ち並ぶタモンの中心地から少し離れた、タムニンにあるオンワードホテルに併設されています。

グアムで一番有名なプールといえばPICウォーターパークだと思うのですが、ここはPICホテル宿泊者はプールが無料だけど、そうでないと入場料が$110(大人)もかかるのです!
いくら8時間でランチ付き、設備や備品などすべて無料と言われても、い、いちまんえん…

ナシナシ

ってことで、そのプール紹介ページをコソコソと隠しつつ、息子に選ばせたところ、オンワードになりました。

プールではすべてをロッカーに預けて遊んでしまったので写真が全然ないのですが

プールサイドをぐるっと一周する流れるプールや、時間によって波が変わるウェーブプール、ウォータースライダーも3、4本あって1日遊べます。
ウェーブプールではボディボード(ブギーボード?)も出来るくらい本格的な波がくるのですが、それを動かす装置がある小屋の中から、重低音が連続で「どん どん しゃー」とずっと聞こえてきます。なんかこう、フレディ・マーキュリーが今にも「We will we will ROCK YOU!」と歌い出しそうな感じでした。誰か同じこと思ってた人いないかな~?


息子はボディボードをやりたがっていたのですが、どこで借りられるのかわからず。
「きっと自分で持ってきた人しかできないんだよ~」と答えておいたのですが、その後看板に
「レンタルボディボード $10」という文字を発見!
プールの隣にあるビーチで、マリンアクティビティをさんざん楽しんだ後だったので、見なかったことにしておきました…

さて、息子がオンワードウォーターパークを選ぶ決め手となったアクティビティは、

「マンタ」

いえ、マンタの背中に乗れるとかそういうことではありません(笑)

画像をどっかから引っ張ってこられるかな~…あ、ありました。

【グアム政府観光局より拝借】
画像右下に転がっている二人乗り浮輪を持って画像左側の階段をえっさほいさと登り、画像左上のテント部分から一気に滑り降りるっていうアクティビティです!

グアム政府観光局によりますと~

「これに挑戦しなかったらここに来た意味がないという目玉アトラクション」
「日本未上陸の絶叫スライダー」
「12mの高さから浮き輪に乗り、垂直体感で急速落下。反対側の頂上まで上り詰めたら、突如バックで急降下」

ということなんですが、ホントにその通りです!

2人乗りのでっかい浮輪をかついでフウフウとてっぺんまで登ると、ローカルのお兄ちゃんスタッフがいて、私が「Hafa Adai !」 (ハファディ! はチャモロの一般的な挨拶)と言うとニカッと笑って
「ハッファディ~!」とフレンドリーに返してくれました。好感度大(*^_^*)
しかし絶叫スライダーのわりに、ゆる~い挨拶です(笑)
でも浮輪の座り方はキッチリ指導が入ります。
「ママ、もっと前ネ」とか日本語です。
「ガンバッテ~」とこれまた楽しそうにゆる~く見送られ、息子と二人で、12mの高さからまっさかさま!!!
ホントにまっさかさまって感じです。何しろ下が一切見えな~い!
急激に落下したかと思うとまた急激に昇っていき、また急激に落下、というのを繰り返して最後は谷間に終着……

谷間に到着すると、ヨタヨタゴソゴソと立ち去るという、なんともテキトーな感じがまたグアムっぽい(笑)

とにかく最初から最後まで絶叫しっぱなしです。しかもアッというま、というわけでもなく、けっこう長く感じるんですよ~。

そしてこれ、浮輪の穴に座ったら、穴の横に付いている持ち手を握るだけで、安全ベルトもなんもなし。万一落下中に手を離してしまったら、まっさかさまに墜落してマンタが鮮血に染まりそうです。
うーん自己責任アクティビティ。さすがグアム。さすがアメリカ。

実は挑戦する前、流れるプールで右耳に水が入って詰まってしまい、気づかずに私に水をかけ続けていた息子に八つ当たりしていました(苦笑)
「んも~、水が出ないじゃん!」とかプリプリしていたのですが、すでにもうダンナと二人でマンタに挑戦していた息子は「マンタやれば耳が治るよ~」と…

「無責任なことを言うんじゃない!」とますますぶーぶー言っていた私だったのですが、息子と一緒にマンタをやってみたら

あれ?!

右耳の水が抜けてる!!!

「ほんとだ、言う通りだった…」と謝りました(苦笑)

それぐらいの急降下なんですよ~!
いや~楽しかったです。
その後、今度は左耳に水が入ってしまったので、今度は一人で乗りに行きました(笑)
息子が「オレもういいや」とつきあってくれなかったもんで…

スタッフのお兄ちゃんたち、オバサンが一人で浮輪抱えてヨタヨタ階段昇ってくるのを見て
「あ~今は休憩中だよ~」とか冗談を言ってきます。
オバサンに冗談は通じないので「え、あ、そうなの?! じゃ帰るね…」と戻ろうとしたら爆笑され、え、じゃやれるのかな?! と思って進もうとしたらまた「休憩だって!」と言われ、…スタッフのお兄ちゃんたち、楽しそうです。



左耳の水も無事抜けました~。


     ★


ウォーターパークはハガッニャ湾に面していて、階段を下りていくとすぐにビーチに出られます。
ビーチに行くにはプールの受付を通らなければなりませんが、

「ぺたん」

と日本語で言いながら、再入場スタンプを押してくれる受付のお兄さん、お姉さん。
グアムでは、接客業に携わっている人なら誰でも、何かしらカタコトの日本語(もうカタコトとは言えない人も多数)を話してくれるのにビックリします。観光客の80%が日本人とくれば、自然と憶えてしまう単語もありそうですが、覚えて使って下さるということは、なんとなく嬉しいことでもありますね。
日本人も、国内で外国人観光客に会うとその国の人がわかる言葉で話そうって努力するだろうし(だいたいは英語になりますが)、メニューなども「英語があったほうがいいよね」って思って準備する国民性だと思うので、そういうところは似てるのかな? なんて、思ったりして…。

さて

ここのビーチはハガッニャ湾に面しています。
マリンアクティビティショップがあって、ダンナが「バナナボートとジェットスキーに乗るぞ」と予約をしてくれたようです。

息子と私がバナナボートに乗り、ジェットスキーはダンナが運転して息子と二人乗り…ということになってるようです。

しかし時間になっても、バナナに合い乗りするはずだったロシア人が来ないらしく、担当のオジチャンがダンナにボヤいてます。英語なのでまったくわからず…
結局でっかいバナナボートに息子と私の二人だけで、オジチャンが運転するモーターボートで曳いてもらうことになったようです。
オジチャンの中でマイブームの日本語が「ウミヘビ!」らしく、波打ち際に落ちている綱を全部「ウミヘビ!」と言って驚かせようとするので、いっしょうけんめい驚いたりしているうちに、モーターボートが留めてある浅瀬まで到着。けっこう歩かされました~。
6月下旬という時期、グアムは午前中が干潮のようでハガッニャ湾はかなり遠くまで歩いて行けるほどの浅瀬だったのです。面白い眺めでしたよ。

オジチャンが「写真撮るからポーズ取ってね!」と言うので見ると、浅瀬にカメラを持った別のオジチャンが…


写真はたくさんあるんですが、その殆どは私の体型に問題があってアップできないので(爆)
比較的問題のないこちらの写真を代表で貼り付けておきますね~
これはまだ浅瀬のほうですが、けっこう沖まで連れて行ってもらって、パラセイリングのボートに手を振ったりとかして来ました。落ちたらどうしようとハラハラしつつ戻って来たら、ダンナに
「あれは落ちるのがお約束だろ!」と言われる。え~そうなのぉ?(疑問)

息子はジェットスキーもすごく楽しかったみたいです。


 ジェットスキーのほうを撮影してくれたのは、さきほどの「ウミヘビ!」オジサンさんだったのですが、ダンナが転覆するのを見て大喜び、バシャバシャ写真撮ってました(爆)




私は浅瀬にあるジェットスキー船着き場で、太ももあたりまで海水に浸かってずーっと見学していたんですが、担当のローカルオジサンが「ママもやらないの?」みたいに話しかけてくれたので、
「ワタシ、ムスコ、バナナボート。ダンナ、ムスコ、ジェットスキー。ワタシ、バナナボート、ダケ」
って感じの英語(苦笑)でしゃべってみたところ、ローカルオジサンには
「私独りでバナナボート乗ったのよ~」と伝わってしまったようで…
「うわ~さびしすぎる! オレ誘ってくれれば一緒に乗ってあげたのに~!」くらいのことを言われて、でもそれを訂正するほどの語学力があるはずもなく…あったらそんな誤解はされないっつの。

たしかに独りでバナナボート乗ったとしたら、さびしすぎ(笑)

ご紹介した写真はすべてアクティビティ屋のオジサマ達が撮影したもので、気に入ったら購入するわけなんですが、昔は写真を買ってたけど今はデータをCD-ROMに入れてくれるんですね~。そう考えると1枚あたりの単価は安くなってるよね、とダンナとボソボソ話しつつ(それでも観光地価格だけどね)購入。

笑えたのが「確かにCD-ROMを買いました」という証拠に写真を撮られる(爆)

息子の表情が笑える
しょうがないので思いっきり微笑んでみましたがどうでしょうか?(爆爆爆)

何に使うつもりなんでしょうね、オジサンたちは…
こんなの撮らなくっても日本人ならお金払うって!(たぶん)

そういえばこうやって書いていて思い出しましたが、ローカルのオジサマたちはともかく(ゴメンネ…)、若いお兄ちゃん達はみんな腹筋割れてるし南国っぽい顔立ちもカッコイイし、いや~目の保養です。
なんで思い出したかというと、ジェットスキーの受付をしてくれた若い男の子がメチャクチャかっこよかったからです!(爆)

グアムのローカル男性は、だいたいみんな上半身ハダカなんですよね。プールとか海とか、そういうところで働く人を見かける機会が多かったからかもしれませんが、とにかく暑いし~。
日本のうら若い独身女性がグループで遊びに来たりしたら、これはもうナンパされちゃうだろうし遊んじゃいそうですね。ママには縁のない話ですけどね(爆)
賢く楽しく遊ぶために、やっぱりこれからの日本人女性にも英語は必須だな! と思った39歳主婦でした…


     ★


マリンアクティビティの後も、さんざんプールで遊んでたんですが、ダンナと息子、なにかで親子ゲンカになったのか、途中から不機嫌な二人…あげくの果てに別々で遊んだりして、おーい、グアムにまで来て別々にプール入ってどーすんの? と呆れたんですけどまぁ放っておきました。
私はのんびりプールサイドで「ファミリー・ツリー」を読んでましたが本の中でも家族でモメてました(爆)
家族っていうのはいつでもモメてるもんなのかもしれませんね~。

ウェーブプールの波打ち際で、独りぷかぷかと浮いて空を見ている息子…
ダンナは独りでどこへ行ったのか…流れるプールで流されてるのかも(笑)

二人とも、何を考えているのやら。



だんだんと大人に近づいていく息子を、一番さびしく思っているのは母より父なのかもしれません。
プールへと独り去っていくダンナの後ろ姿を見ながら、そんなことを思ったグアムの一日なのでした~。






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