2015年4月30日木曜日

春の手作りカードワークショップレポート


つい先日ですが、地元のステキなお店「タマカフェ」さんで春の手作りカードワークショップを開催させていただきました!



クリスマスカードバレンタインカードに続いて3回目になります。
今回は6名様がご参加下さり、中には初めましてのかたも(*^0^*)
いつもものすごく緊張してテンパってしまうので、今回こそは、と思ったのですがやっぱりテンパってしまいました~(/ω\)
4種類のカードを説明やコーヒータイムも含めて2時間で、というのは時間があるようでないものです。けっこう慌ただしかったのでは…でもみなさんとても手際よくサクサクと作られていました。


今回はすこし余裕をもって動ける人数でしたので、前回のアンケートで頂いたご意見を参考に、スタンプを押す回数をちょっと増やしたり、使用したスタンプやペーパー、ダイなどの簡単なご紹介も入れてみました。


みなさんの作品です!
同じキットを使っても、それぞれの個性が活かされた素敵な仕上がりで、私も自分で準備したキットなんですが「いいカードばっかりだねぇー」なんて言っちゃって(笑)、嬉しくなってしまいました。
自分で準備したサンプルよりも、素敵なものばかりなのは、やはりみなさんがお持ちのテクニックやセンスが盛り込まれたからなんですねぇ(≧▽≦)


今回の目玉?は母の日と父の日のカードです。
私自身、GWが終わってグッタリしているとすぐに母の日がやってきて慌てる、という経験を何度もしているので(苦笑)、GW前にカードの準備をしてしまえば最悪それを送るだけでもなんとかなる、という姑息なアイディアでもって企画しました(笑)。それに、一緒に図書カードやスタバのビバレッジカードなどでも挟めば立派なギフトつきになりますものね。
そして、ついでに父の日も作っておけば万全です!


母の日カードは My favorite things のスタンプとダイを使いました。
Instagram でデザインチームの方々の作品を見たときから「絶対に欲しい~!」と思っていたスタンプとダイで、母の日にもピッタリなのではないかと考えていたのです。

台紙には「なんちゃって水彩画風」を採用。色画用紙に水彩クレヨンを何色かちょちょっと塗りつけて、水をつけた筆でざざっとなでるだけで完成!です(笑)
私はついついクレヨンを薄めに塗ってしまうのですが、しっかり塗っている方もいて、逆にそのほうが印象的な色合いになっていたと思います。

そして、いくつかご質問を頂いていた「元気結び」(笑)についても、今回このカードで使ったのでリボンをそのまま持っていき、一緒に結びながら詳しくご説明させて頂きました。なんのことはない、チョウチョ結びがちょっとはねっかえりになっているというだけなのですが…これはブログでご説明するのが難しいのです。その場でも説明がヘタクソで申し訳なかったです。実際にやってみせるしかご紹介する方法を思いつかず…もし気になっているかたがいらしたら、ぜひワークショップに遊びに来て下さいね!

父の日カードはケリちゃんのネクタイスタンプを使いました。


ネクタイを何本か並べてみようと思いつき、だったらここしばらくあちこちで見かける、レインボーカラーにしよう、そしたらそのうちの1本をグリッター(ラメ)にしてみよう…と、ひとつ決まるとわりとすんなり流れてくれました。
台紙はKaisercraft の「Blue Bay」というコレクションの中にある、青系の木目調ペーパーを使いました。お父さんというよりは少年っぽさを連想させて、受け取るほうも若返ってくれるんじゃないかと…(笑)なんだったら父の日カードじゃなく、男性向けバースデイなんかにもいいと思います。
このカードでの反省は、グリッターをつけた後、どんどん取れてきてしまうこと。
実は取れないようにしようと家であれこれ試してみたのですが、どうもはかばかしい結果が出ず…結局、バーサマークで押したスタンプにグリッターを押し付けて、そのまま使うという今回の方法に落ち着きました。
参加してくれたTちゃんと「フィキサチーフなんかどうだろうね?」という話もしていたので、次回試してみようかなぁ。

少しは流行りに乗ったカード?も作ってみようかと思いついたのがこちらのコーヒーカード。


アメリカンクラフトの「true stories」というコレクションのペーパーを使っています。
とにかくかわいいコレクションで、でも個性がハッキリしているので使いやすいかと聞かれると迷ってしまうのですが…
このコレクションのデザイナーさんが、Shimelleさんという、イギリスの有名なスクラッパーさんらしい。そう言われれば、カードというより12インチレイアウト向きのデザインかもしれないなーと今ごろ思ったり。
このコレクションは、バースデイカードにも使っています。

コーヒーカードのほうは、以前にもご紹介したドーナッツタグをつけました。
これも話せば簡単で、サークルパンチのサイズ違いを3種類使って作るだけなのです。
フロスティングの上に散らしたカラーシュガーは、ラメペンとリキッドパールを使っています。ピンク、黄色、水色、全部同じ画材(?)だとのっぺりしてしまうかなーと思って、敢えて違う素材を組み合わせています。リキッドパールを細長く乗せるのがちょっと面倒なので、ラメペンとマーカーという組み合わせもアリだと思います。今回はラメペン、リキッドパール、水彩マーカーの3種類をご用意しました。

バースデイカードは、ワークショップで毎回恒例のコラージュ風…というか「好きに並べちゃって~」カードというべきでしょうか(笑)


当初考えていたデザインと大幅に変更になってしまいましたが、今回作ったカードのほうがポップで元気でいい感じだと思います。
センチメンツはEcho Park のダイカットで抜いて、台紙には水玉スタンプを押したものを、ペーパーに合わせた色で3色ご用意しました。あれこれ選んで組み合わせるのも、楽しみのひとつですよね(*^-^*)
そしてこちらのペーパー


これだけいろんな色味が1枚に入っていても、デザイナーさんが吟味した色を組み合わせてあるので、どのように使ってもとっ散らからることなく、かっこよく決まるのが嬉しいところ。
イラストに合わせてチョキチョキするもよし、使いたい色をパンチで抜いて散らすもよし。
ハギレを上手に組み合わせてアクセントにされているかたもいて、さすが! と思いました(≧▽≦)

そして、最後にオマケのタグ作り。
Instagramに投稿したタグを見た参加者のおひとりが「これ、カワイイですね」と褒めて下さったので、そちらを一緒に作りました(*^-^*)


もともとササッと作った簡単タグなので、スタンプを押して台紙に貼りつけるだけで、すぐにできちゃいます。


カード作りのあとは、参加して下さったみなさん全員で楽しいランチ(^^♪ この日は手打ちパスタのナポリタンです。煮込みハンバーグやベーコンクリームパスタのかたもいました。美味しかった~(≧▽≦)
さらに仕事終わりで駆けつけてくれたブログ常連のSちゃんも加わり、盛り上がりました!


さらに~
みなさんから素敵なオミヤまで頂いてしまいましたぁ!

ラッピングとカスタムタグがかわいすぎ! 

こちらはTちゃん手作りのビスコッティ。
ワタクシ…実はビスコッティってガリガリモソモソしてるだけで美味しいと思ったことなかったんですけど、Tちゃんのビスコッティはほんとーに美味しいの! もっと食べたい(笑) と思っちゃいました。



それに、グルメなポップコーンと春らしい色合いのATCも! ワッフルフラワーのスタンプがとても効果的に使われていて、ほんわかした雰囲気がTちゃんらしいなぁ、と思う素敵なATCですよね。

Kさんからは、2週間ほど滞在していらしたというアメリカのお土産を。


あのマイケルズから背負ってきて下さったフクロウさんスタンプと、ヴィーガン修行中の私のためにヴィーガンチョコチップクッキー、そしてオーガニックでNon-GMO のキャンディも!
ウレシー(≧▽≦)



Cさんからは春らしい色合いのおせんべい詰め合わせを…ラッピングのさりげないムーミン使いがかわいらしい(≧▽≦)
みなさま、ありがとねぇ~!(*^0^*)/


参加してくださったかたからは、準備されているのでいろんなカードを時間内にサクサク作れるのが良かった、みんなでおしゃべりしながら作れて楽しかった、等のお声を頂戴できて、ホッとしました。
私もまだまだたくさんの反省点や改善点がありましたので、それを次のワークショップに活かして、よりよい作品と時間をご提供できたらと思っています。
ご参加頂き、本当にありがとうございました!


次回は6月に暑中見舞い手作りカードワークショップを予定しております。
またこちらのブログやフェイスブック、インスタグラムでご紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いいたしま~す(^ω^)ノ





2015年4月27日月曜日

息子の卒業記念・ディズニーワールドツアー! 2015 #003-3


おかしい…
ディズニーワールドレポートのはずなのに、ケネディ宇宙センターが全然終わりません(苦笑)

で、無料バスツアーの続き。

このバスツアーで立ち寄る目玉スポット(と地球の歩き方には書いてある)が
「Apollo/Saturn V Center」アポロ/サターンVセンターです。

バスの冷房が強烈なので、外に出るとあったか~い
(建物に入ればまた寒いのですが 笑)

ケネディ宇宙センターに入ってすぐ見学したEarly Space Exploration(初期の宇宙開発)でも感じたのですが、マーキュリーから始まるアメリカのロケット計画は、アメリカの繁栄は果てしなく続くと感じられていた(そしてベトナム戦争とともに翳ってゆく)1960年代を象徴するものでもあり、それも含めて、アメリカ人にとってこの1960年代はとても意味のある、大事な時代なのではないか…ということです。なにしろ名前が「ケネディ宇宙センター」だしね。

★ベトナム戦争…1960年~1975年。そんなに長い間やってたんだ~。しかしこれはつまり、ベトナム戦争とケネディの宇宙計画はまるかぶりだってことなのね。

このEarly Space Exploration には60年代に流行ったファッションやMid Centuryの家具が、宇宙飛行士のパネルの横に展示されていましたし、アポロ/サターンVセンターでは入口で60年代ミュージックがガンガン流れています。どんな音楽が流れていたか、もう思い出せないのがトシ! こういうの、ちょっと前はすぐに思い出せたのにぃ~(嘆)

★Mid century…1940年~60年代(20世紀半ば…だからミッドセンチュリーなのね)に生まれた、アメリカを中心としたインダストリアルデザイン(産業デザイン)を施された家具のこと。何年か前に、国立新美術館で大きな展覧会をやってました!見たのにすっかり知識を忘れている 汗

中に入ってまず見せられる短編映画も、60年代の社会や風俗てんこ盛りでした。息子に「ほら、あれがビートルズで…あれがジャニス・ジョプリンで…」とか聞かれてないのに説明してた気が(笑)
そして私は、短編映画よりも、イケメン&美女の若いオージーご夫婦が連れていた赤ちゃんが、絨毯敷きの映画スペースの床をハイハイして歩き回っているのがとってもかわいくて気になって、暗いなかで凝視していました(爆)

★なぜオージーとわかったかというと、彼らのベビーカーにカンガルーだかコアラだかのオージーっぽいバッグがあったから。オバサンの目からは何事も逃れられないのさ、ふっふっふ

Janis Joplin "Piece of my heart"


Bob Dylan"Like a rolling stone"


次に、ガラス張りの管制センターの前に座って、アポロ8号の発射までを見守る疑似体験コーナーへ。この管制センター、レプリカではなく、ヒューストンで実際に使われていた機器なんだって!(地球の歩き方より) レトロな雰囲気で、本物には見えませんでした(失礼!) アポロ8号は1968年の宇宙船なのですから、まぁ、無理からぬことか?
座席の背後に管制センターの窓を模したガラスがあり、発射の衝撃でビリビリものすごい音をたてるところなど、迫力満点でドキドキします。


管制センターを見ながら発射瞬間の疑似体験。この観客席の後ろにビリビリ振動する窓があります。




センターの名前どおり、ここに展示されているのはサターンVとアポロ14号です。
アポロ…アポロはロケットにまったく興味のない人でも、チョコレートやポルノグラフティの歌もあるせいか、なんとなく知ってる名前ですが、サターンと言われてもどうもピンとこず(苦笑)

世界最大のロケットであるサターンV(ファイブ)ブースターは、正式には1962年1月25日にNASA マーシャル宇宙飛行センターで開発が始まりました。 そして15機の量産を含む開発すべてにかかった費用は70億ドルを超えます。

Aircrafts and Travel というとっても詳しくてわかりやすい、ありがたーいサイトから説明を頂いてきました!ありがとうございます】

このサターン5の実機が展示されているわけなのですが、おっしゃるとおり、とにかくデカーーーイ!






これは模型

写真ではちょっと、その大きさとパワーが伝わらなくて残念。
ビジター・コンプレックスにはロケットガーデンがあって、サターンⅠやサターンVの実機が屋外展示されています。(前々回のブログでダンナの無理やり家族写真をご紹介してますが、アレですね)

ところで…
このケネディ宇宙センター訪問記とでも言うべきブログを綴るために、最低限間違いがないようにといくつかのサイトを参考にさせて頂いているのですが、そこで知った事実。
サターンVというのは、そのてっぺんにアポロを乗っけて宇宙まで飛び立つための、使い捨てロケットのことでした!
つまり、この巨大な巨大なロケットは、飛び立つとどんどん切り離されてゴミになってしまうわけなんですね! 人類は、宇宙にまでゴミを散らかしているわけです…(ちょっと皮肉すぎる?)
当然、ケネディ宇宙センターに展示されているサターンVは、実機とはいっても宇宙には飛び立っていないものなんですね。これは試験用に製作されたものと、アポロ計画が中止になったために使われなかったものを混ぜて展示してあるそうです。

サターンVのまわりには、月面着陸を報じる世界中の新聞が飾られていました。



日本からは毎日新聞が登場

宇宙服のスヌーピーも。



サターン5センターの一角には 宇宙服を着たスヌーピーの像が展示されています。 スヌーピーとアポロ計画の関係は深く、マスコットとして用いられたり、アポロ10号の月着陸船の愛称としても使われました。 ここに展示されているスヌーピーの像は、2008年にNASAの50周年を記念して、スヌーピーの原作者家族などから寄付された物です。【同サイトより】

お土産屋さんにもたくさんのスヌーピーが並んでいました。
我が家用に1匹お買い上げ。


ヘルメットをかぶっているので、なんとなく息苦しそう。取ってやりたいけど、そうしたらタダのスヌーピーか(苦笑)



宇宙へ行って帰って来たんだなー、という臨場感溢れる展示がこちら


ちょっと、オバサンがジャマ?(笑)


アポロ14号の司令船:キティホーク。実機です!
この中に宇宙飛行士のオジサマが3人も乗って帰って来たのかと思うと、狭い! 大変だったろうなぁ。
大気圏突入時に焦げ焦げになった底面部分や、外壁のヨレ具合など「おおー宇宙から帰って来たんだなー」と感じさせてくれます。ケネディ宇宙センターで、いちばん印象に残っている展示です。

と、書いていて思い出しましたが、実はスペースシャトルの実機もビジター・コンプレックスに展示されていました!


アトランティスです! 1985年に初飛行して、2011年に退役しました。このアトランティスの最終飛行が、スペースシャトル計画の最後となりました。33回も宇宙に行ってるんですってよ、奥様!
展示用に中がくり抜かれているのと、機体の外壁(特に白い部分)が柔らかそうな素材でできていること、また想像していたよりは大きくなかったので、レプリカなのかと思っていたら違った(滝汗)
サターンVのように使い捨てではないため、機体の外壁に使われているタイルには、メンテナンスとと研究のために、すべて個別ナンバーがふってあるそうです。

せっかくなので、1985年のヒット曲もご紹介しておきます(笑)

We are the world - U.S.A. For Africa

Like a virgin - Madonna


2013年の夏からここで展示が始まったそうなので、私たちは実機展示を見ることができてラッキーでした。(前々回のブログでご紹介した滑り台も、この施設の中でした)

アトランティス専用の展示施設があります



思い出しついでに…もうひとつ興味深かったのは、ここで見せられたスペースシャトルの設計に関する短編映画です。
1960年代後半から始まり、1981年にシャトルの第一号が宇宙へ飛び立つまでの、スペースシャトル計画チーム(主に設計を担当した人達に焦点が当てられていたと思う)の挑戦と苦労を描いたものなんですが、このチームに女性がいて、彼女のファッションやメイクが時代とともにどんどん変わっていくのです。当たり前だけど言われなければ見過ごしてしまいそう。そこに着目するように、とFさんが教えて下さって、なるほどー、と思いながら見ることができて楽しかったです。
しかし、国家プロジェクトにそんな昔から女性がガッツリ関わって仕事ができたということがすごい! いやいや、日本人女性もガッツリ宇宙へ行く時代になりましたけどね!
このアトランティスには日本人は男女ともに搭乗していませんが、向井千秋さんがコロンビア(1994年)とディスカバリー(1998年)、山崎直子さんがディスカバリー(2010年)に乗って宇宙へ行っています。


アトランティス展示施設の中に飾られていた、スペースシャトル最初の模型。
先ほどご紹介した短編映画の中で、印象的に使われています。
すべてはここから始まった…という感じでしょうか。 (^-^*)







2015年4月25日土曜日

息子の卒業記念・ディズニーワールドツアー! 2015 #003-2


ビジター・コンプレックス内の施設をザックリ回ったら、次はNASAの広い敷地内を回ってくれる無料バスツアーに参加(有料のツアーもあるらしい)。
通常は一般客が立ち入れない、NASAの皆さんがお仕事している場所でもあり、実際にロケットが打ち上げられた敷地などをバスの車窓から見学します。バスの運転手さんがガイドも兼ねていて、どうやらそれぞれ個性豊かなガイドが楽しめるようなのですが、もちろん英語なので残念ながら我々には無理(ダンナをのぞく)。その代わり、Fさんがところどころでポイントを説明して下さいました。

今回、このブログで記録に残しておこうと思ったら、トシのせいだか風邪のせいだか、どんどんアタマから流れ出てゆく記憶…それに加えて、全部英語だし、もともとちんぷんかんぷんな分野だし、あまりよくわからないうちに1日が終了してしまって、うまく文章にまとめられない…

いろんなサイトを参考に、いまこのブログを綴っているのですが、この日の無料バスツアーでは、通常寄るはずの展望台で下車せず、車窓のみで終了していたらしい、ことが判明。「地球の歩き方」にも「日によってはバスからの見学となる」と記載があったので、ちょうどこの日がそれに当たってしまっていたんですね~、残念。

で、話を元に戻すと

ビジター・コンプレックスから一旦外に出て、検問所みたいなところを通過して(ここは写真撮影しないように、とFさんより指示があったので覚えている)、バスはどんどん進みます。
とにかく広くて広くて、NASAの建物以外何もない広大な敷地で(働いている人たちが乗っているであろうクルマがたくさん停まっているのがかろうじて日常感)、呆然としてたというか圧倒されてたというか…

まず目に飛び込んでくるのが「Vehicle Assembly Building」スペースシャトルの組み立て工場です。この建物の中で、スペースシャトルが組み立てられたと聞いてビックリしつつも、確かにそれをするに十分な、巨大な建物でした。

(以下の写真撮影はほぼすべて息子です)


そしてここで組み立てられたスペースシャトルをどのように発射台まで運ぶかというと、ものすっごいデッカイ台車に載せられて、ゆっくりゆっくり運ばれていくんだそうですが




この写真でデカさが伝わるかなぁ。
またこの台車が進む専用道路みたいのが整備されていて、その道路がまっすぐずーーーっと遠くまで、バスの車窓から見渡せます。


そして、この道路を通って台車が到着する発射台が、こちら


まわりに建物がないので(当たり前ですが)この巨大な発射台だけが広大な土地に突然ドカーンと現れたように見えます。

そしてまた、スペースシャトル組み立て工場の横を通って戻ります




建物の中が少し見えるので、シャトルを組み立てるための空間が建物内にあるのがわかります。
その広さというか、高さに改めてビックリ。そりゃそうですよね、あれだけの高さがあるものを組み立てるのだから(笑)

しかし、この無料バスツアーで息子が一番喰い付いていたものは…

野良ワニ

(笑)

フロリダは湿地帯の其処ここに、野生のワニがたくさんいます。ときどき、ヒトがワニに噛まれたニュースが、新聞の隅っこに載るそうです(笑) もちろんこの自然豊かなNASAの敷地内(NASAがあるあたりは、国立自然公園にもなっていて、自然と共存し、配慮する取り組みを行っているそうです)にもいますので、よーくチェックしていれば見ることができると教えられた息子は、ワニを目視で確認すべく、発射台よりも湿地帯に注目していたかも(苦笑)

その甲斐あってか、何度か野良ワニを見ることが出来ましたが、車窓からなので一瞬だし、身体全体が出ていることは少なくて、だいたいは水面に一部分…ワニかどうかはよーく見ないとわからないくらいです。それでも大コーフンの息子(笑)


あっ! アレじゃない?!


ワニだよ! ワニ~~~!!!


おわかりでしょうか?(笑)

ケネディ宇宙センターを後にして、帰りの車内からもワニチェックを怠らず…


これがいちばんよく撮れてるかな?!


自然豊かなフロリダでは、ワニのほかにもたくさんの動物がいます。
帰りの車内で海を眺めていた同じツアーの新婚さんが、イルカが泳いでいるのを見た! と大喜びしていました。大西洋のイルカ…私も見たかったなぁ(*^0^*)

息子は、鳥も激写(笑)


オスは羽根の色がとてもキレイ。メスは普通。

実は、ビジター・コンプレックス内にはこんな施設もひっそりとお客さんを待っています。


フロリダの歴史と、自然についてのパビリオン、のようなところ。
スペースシャトルと自然が一緒になったマークがオシャレですよね(笑)
ダンナはゼッタイに入りたがらないだろうなと思いましたが、どうしても見ておきたかったので「私、どーしてもココ見たいから、入るから!」と駆け込む(笑)
息子がかなり興味を示してくれて、写真を撮りまくっていたので、多少時間が取れて助かりました。

が、ここに展示されているのは動物のはく製なのです!
息子よ、はく製を激写してどうする…(笑)






こんなふうに、フロリダに生息している野生の動物が展示・説明されています(死んだ後の動物をはく製にしたと思いたい)。
アルマジロは、ときどき道路でクルマに轢かれてペッチャンコになっている、と旅行会社のおねえさまがおっしゃっていました。
説明がすべて英語なのでほとんどわからずじまいで残念でしたが…自然との共生を大事にしているというPRなのだとしても、こうやって宇宙センターの中でフロリダの自然についての展示があるっていいですね。
フロリダの開拓史のような展示もあり、先住民の暮らしや、白人が入植してきた頃(だと思う…)のドレスや家財道具などが飾ってありました。

また、フロリダと言えばオレンジ!
古いオレンジのポスター(ラベルかな?)も飾ってあって、これ、絵葉書になってたら買うのになぁと思いながら撮影。






そういえば、フロリダ特産のオレンジ、食べずに帰ってきてしまったなぁ…