手作りグリーティングカードのお店「ちいさなカードやさん・ふわり」のブログです。手作りカードのワークショップを開催したり、オーダーメイドカードなどを承っております。少人数、大人数にかかわらず手作りカードのワークショップ、1枚からのオーダーカードでもお気軽にご相談くださいね。
2019年2月25日月曜日
年度末はお別れの季節、のご挨拶ミニカード
3月に入ると学校では卒業式、終業式、離退任式(これは4月のところもありますが)と、お別れの行事が続きますね。会社でも「◯◯さんは異動らしいよ~」などという噂が流れ始める季節でしょうか。
お馴染みの色紙も大活躍かと思いますが、一言ずつ集めて一枚にする時間がないときなどは、各自でカードや一筆箋に書いてくるのが便利かと思います。
こういうとき、ついつい張り切ってカードを作ってしまう(笑)
しかし
手作りカードというものの存在を認知していないであろう人へ贈るカードを作るっていうのは、本当に難しいものです。
相手の趣味や好みを知っているほどに親しいわけではないけれど、感謝の気持ちは簡潔に伝えたい、そんなときにどんなミニカードを作るか。あまり凝ったカードを作っても逆に白けてしまいそうだし、特に今回はポップすぎたり、オシャレすぎたりするのも礼儀から外れてしまいそうで心配、といろいろ悩んだあげく、こんなふうにまとまりました。
こちらは女性用。
こちらは男性用。どちらも封筒の鳩さんが、さりげなく気持ちを運んでくれそうで気に入っています。ネパールの木彫りスタンプですが、今はもう売っていないみたい。ずいぶん前に買ったので(/ω\)
女性用の、ましかくの台紙に円形のパターンペーパーをあしらうというのは、私がよくやる(やってしまう?)ヤツです。簡単だな(笑)
男性向けのほうは、カッチリした感じを出したかったのでパターンペーパーを四角にしました。その代わりというのもナンですが、女性向けにはゴールドやシルバーなどを入れず、男性のほうだけに金色の紙をラインとして入れています。
インクやマットの色もけっこう悩んで作り直し、こうなりました。
スタンプは、別々のものを組み合わせてあって、THANK YOU のほうは真理子さんのオリジナルスタンプ、so very much のほうはどこだったかな~。メインではなくセカンドフレーズ(?)ばかりを集めた、上手に使えれば便利であろうスタンプから持ってきました。
so とvery を両方much にくっつけてあってちょっとクドいので、本当ならもうちょっとアッサリした表現のほうが使い途とは合っているのですが、フォントと全体のバランスで選んじゃったからな(苦笑)
ちなみに、調べていたら「Thank you very much」よりも「Thank you so much」のほうが心がこもってるらしいですね。very much のほうが儀礼的という感じなのでしょうか。そしてso とvery のダブル配置は間違いではなく「本当に、誠にありがとう」みたいな感じなのかな、やはりクドい(笑) 発音するときには「so」を強く言うらしいです。
SNSや英語のブログなどでは「Thank you soooooooo much!」なんてのも見かけますし(チョーーーーーアリガト!みたいな?)、他にもThanks a lot とか、Many thanks とか、いろいろ表現がありますが、日本語で「ありがとう」の様々な表現を何も考えずに選べるように、英語のありがとうを「感覚」で選べるようになる日はたぶん来ない気がします(残念)。
ちょっと話が逸れましたが
封筒からカードを取り出したときに「素敵なカードだな」と思ってもらうことが目的なのではなく、そこに書かれたメッセージを伝えるための手伝いとしてのデザインであって、メッセージを読み終えた後に改めてカードを眺めてもらえたなら、そのときに初めてそのデザインが成功だと言える、そしてそのデザインに込められている気持ちが伝わったらさらに嬉しい、な~んてエラソーに考えますが…難しいですね(汗笑)
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