最近、急激にハマっているドラマ「Person of Interest 犯罪予知ユニット」
アメリカのCBSというテレビ局で放映されているドラマです。
日本ではCS放送のAXN、それと日テレの深夜枠で放映されています。
あまりにもハマってしまい、一人で盛り上がるだけではもどかしいので、文章にすれば少しはこの閉塞感? が薄まるかなと思ってブログで綴ってみることにしました。
このドラマについての素晴らしいブログは何本もあるので、そちらと比べると(比べるのもちょっと、というほどなんですが) 系統立てて説明するわけでもなく、あらすじを書くわけでもなく、本当にタダのつぶやきなので、これからこのドラマをご覧になる方にとっては、何も役立ちませんが…(汗)
もしご興味あるかたは、ぜひ読んで頂いて、ガシガシ感想やらツッコミやら、入れて頂けたらありがたいです(*^_^*)
思いっきりネタバレもいいところなので、ドラマを見てなくて楽しみにされている方は、どうかお読みにならぬよう…
この回は、リースの重要な過去が少し明かされる大事な回でした。
彼を孤独から救ってくれた大事な女性・ジェシカとの、おそらく最
2006年、リースは軍を辞めてCIAに入る。
ジェシカには軍を辞めたことも言ってなくて、彼女は空港でジョン
ま、とにかく、ジェシカは「待っててくれ、帰って来たら結婚しよ
推測ですが、2001年9.11の日、ジェシカとメキシコでいちゃいちゃしてた時には「もう軍は辞めた(辞める?)今度戻って来たら…」みたいなこと言ってませんでしたっけ?
でもその日を境に、たぶん愛国心と自分のなすべきことをしよう、みたいに思って軍に戻ったジョンは戦場で「人は結局独りだ」と感じて、ジェシカと一緒に歩む勇気をなくしてしまったのだろうか。やり
ジェシカが自分を待っていてくれないかもしれない、という恐怖から逃れたかったのかな。
ジェシカの幸せを考えて、というのは勿論でしょうけれど。
私はここでジョンに、ジェシカと同じ疑問をぶつけたいと思います。
なぜ、待っててくれ!と言えないのだ、ジョンよ!
待っててアンタが死んだら、ジェシカは悲しいだろうけど別の人生
好きな男に「待っててくれ」と言われないで諦めて別の男と付き合
と、この回を見るたび、TVに向かってリモコンを振り回し、叫んでしまう私…
しかも、ジェシカの背中に向かって「待っててくれ」とか涙目でつ
そんなんじゃなくて、ちゃんと正面切って言えってんだ!聞こえね
ジェシカの言う通り「本当の強さっていうのは、待っててくれと言
いや~、ジョンみたいな男は、待っててくれと言われなくても待って
そう考えれば、ジェシカ! オマエが頑張れ! と、言えないこともないんですが…でもねぇ。 彼女は「待ってて、と言ってくれたら待つ」とハッキリ言ってるんですよ~。婚約指輪つけながらそのセリフ、勇気要りますよね。何言ってんのよいまさら、とは思わなかったな、あのシーン。
そうそう、それから、シーズン1と2の途中まで見た限りでは、なぜリースがCIAに入
それもまだこれからなのかな?
シーズン1の第3話は、ジョンとジェシカの別れ、そしてこれが永遠の別れになるという部分と、実際の事件とがリース(ジョンね)の中で交錯して進むという形です。
これが切ない。
アフガニスタンで、自分の任務を代わってくれた友人が爆発で殺されてしまい、罪の意識から友人の遺された娘の学費を用立てるために、強盗を繰り返している男。
彼が今回のエピソードでの主人公?になるわけですが、彼には幼なじみでもあり、彼が兵役で6年留守にしている間も待ち続けてくれた女性がいる。
彼女は結婚したいと思っていて、部屋を一緒に見に行こうとまで言ってるんだけど、強盗稼業が終わらない男は踏み切れずにいる。もちろん彼女には強盗のことなんか言えず…
そんな男にリースはキッパリ!言うんです
「さっさと足を洗って、今すぐ彼女と一緒になれ!」
自分が出来なかった故に人生最大の後悔となっていることを、目の前の若者には繰り返して欲しくないんですね(涙)。
なので、彼にもすごく同情して感情移入してるもんだから、フィンチ(リースの相棒役)から「もういいんじゃね?」みたいに言われても「いやまだまだ」と彼に対する追跡をやめないリース。
リースのキャラクター設定はすごく興味深くて、これがこのドラマをすごく面白くしていると思います。
そしてそのキャラクター設定と、リース役のジム・カヴィーゼルがめちゃくちゃマッチしている。
本当に素晴らしい、このキャスティング。
このドラマ、ジム・カヴィーゼルじゃなかったら、きっと全然面白くなかったことでしょう。
企画した人は「やったぜーーー!!!」って思っているに違いない!
CIAでガンガン人を殺してきただけに、必要であればとことん冷酷にもなれるし、それを実践するだけの実力を持っている…戦闘能力高し。
でも、情にほだされやすいというか、親切というか、優しいというか…そういう面が随所に出る。
「人は結局孤独」とかなんとか言っていたけど、そうじゃない、そうありたくない、とつながりを求める部分が私から見ると可愛すぎて萌え~、ですし、一度信じた相手を信じつづけるという純粋な部分は、きっと子どもの頃から変わらないのかもしれないと思わせたり。
でも、冷酷でバッサリいくときはものすごいんですよ~。下に見てる相手にはけっこうそっけないし。ファスコ(NYPD=ニューヨーク市警の刑事)なんかもろにそれをかぶってていつもかわいそう…(苦笑)
下に見てるっていうとちょっとアレですけど…でもまぁそんな感じかな。ファスコのこと、好きなんだろうけど扱いがちょっと雑、みたいな。
カーター(同じくNYPDの女刑事)はとっても大事にされてるのにさ。ファスコ、がんばれ~。
ファスコのくだりは置いといて、
単純にイイ人だけではないってところが、彼をもっと見てみたいという気にさせるのでしょうか。
そしてこの第3話、もう二つほど後につながるポイントが出てきます。
一つは、強盗団が盗み出す過去の犯罪証拠品。
イライアスという女性が刺殺された際、犯行に使われたナイフとその資料ファイル。
そしてもう一つは、このナイフを盗むために証拠品保管庫に押し入ることになった強盗団になりすましたリースに直接緊急連絡を伝えるため、遺産管理人だかなんだかに扮して現場に現れたフィンチと、カーター刑事との一瞬だけのすれ違い。
この後、カーター刑事はこの現場監視カメラの映像をネチネチと見て、フィンチとリースが被害者と加害者という立場を利用して連絡事項を伝えあっているところを発見するわけですが、さらにその後、フィンチとカーター刑事が直接出会うシーンで「あなた…」と言ってます。
「あなた…(あのときの人だったのね)」のあの時ってのは、この時なんですよね。
(違ったらゴメンナサイ)
こういうのを一つひとつ憶えておかないと、回が進んでから「ん? アレ?」となりかねず、私なんて記憶力悪いし、冷静にドラマを鑑賞していないのですぐわからなくなっちゃうのです(笑)
このエピソードで、ラストは男とその彼女は、リースから逃走資金をもらい、早く逃げないと警察の手が及ぶぞとか言われて長距離バスで二人でニューヨークを去っていくところで終わるのですが、それを陰から見守るリースの表情がこれまた切ない。
リースはこれができなくって、今、心から血を流し続けてるんだもんね。
あと、謎の男としてリースを追うカーター刑事とリース、軍用無線機でのやり取りもポイントですね。
おっと、もう一つ疑問があったんだ。
物語の始まりで、リースがフィンチに朝の飲み物を買ってくるシーンがあるんですが、あれはちゃんと緑茶(砂糖入り)なんでしょうかね?
コーヒーは飲まないと言ってたフィンチの好み、リースは把握してたのかなぁ。
フィンチのお気に入りティースタンドを、リースはまだ知らないはずだし…
もしコーヒーだったらフィンチくん、こっそり流しに捨てたのかしら、とか色々考えてしまいます(笑)
ジョン・リース と ハロルド・フィンチ 二人とも偽名らしいぞ |
Aです!
返信削除いや~、長文読んじゃったよ~
かなりの記憶力じゃないですか!
スゴイ!
見てみたくなったけど。
スカパー、やめたから、見られない・・・
おっA先生! こんなところでコメありがとう(笑)
削除いや~、長文読んでくれてありがとう
これは2回見てるし、いろんなサイトで情報を確認しながら
打ち込んだからで、記憶力はズタボロなんだって(笑)
すごく面白いよ~!
字幕が良ければスカパーじゃないとダメだけど、
吹替えでよければ日テレで金曜の深夜3時くらいからやってます。
個人的には、リースの声をぜひ聴いてもらいたいけどね(*^_^*)