2013年6月4日火曜日

配色研究会・その2


配色研究会に入会して真っ先に取りかかったテーマが「夏らしい水玉模様で配色研究」だったのですが、これがなかなか難しい。

やっては捨て、やっては捨てを繰り返しました(ちょっと、オーバーか? 笑)。

スタンプをメインにするカードで一番難しいと感じたことは、インクパッドと紙の関係です。
インクパッドを見て予測をつけた色と、紙に押してみたときの実際の色に、微妙な…あるいは大きなズレが出たりするからです。
ここでどうするか…紙を換えて様子を見るのです。
紙質によって、インクの浸み具合が違うことで、発色が変わってくるからです。

とにかくズボラなワタクシ(苦笑)
めんどくさいし、センチメンツを押す程度だとあまり差がないので、今まではほとんど気にしてなかった部分なのですが、スタンプをメインにする場合、どうしても避けて通れないみたいです。

そんなわけで、ようやく形になった水玉模様のカードがこちらです。


水玉を押しているペーパーは、なんてことはない、マルマンのスケッチブックです。
日本ならどこででも手に入る、定番ですね。
私も最初は息子のスケッチブックからビリビリとやぶいて、間に合わせ的に使い始めたのですが、これがどうして、なかなかの活躍ぶりです。
アシッドフリーではないかもしれませんので、こだわる方にはお勧めできないかもですが。
あとミストもキビシイ、薄いので。

暑中見舞いにしたかったので、センチメンツはPC打ち出しです。
(アメリカには暑中見舞いのようなものはないのかな? そういった雰囲気のスタンプを見かけない気がします)
先にスタンプを押して、その後で印刷するといいのではないかと思います。
センチメンツの両脇につけたアジサイは、最後まで要るか要らないか悩みましたが、ないと殺風景だし、あるとちょっと違和感が出るというところで…苦渋の選択でしたが違和感のほうを採りました。
かなり色々試したのですが、アジサイが一番違和感薄かったです、これでも。


色違いバージョン。
こちらでは、小さなブルー系の水玉を2色使っているのがポイントです。
ピンクがメインなので、センチメンツもちょっと変えました。
小さなハートは、アジサイほど違和感ないと思うんですが…どうでしょう?


スタンプをメインで作るカードは、どうしてものっぺり感が気になります。
前回のお鍋カードのように、モチーフを一部分だけポップアップするなどして、変化をつけられるといいのですが、水玉の場合はそれができないのでのっぺり感はいかんともしがたく…
センチメンツを別の紙に印刷して、ポップアップする手もあるのですが、今回は水玉の上に直接置きたかったのでそれもできず。

まだまだ研究の余地ありますね~(笑)

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