2013年6月29日土曜日

Guam tour! 2013 #01 Chamorro Village night market



グアムに到着したその夜は、チャモロビレッジのナイトマーケットへ。



どのグアムガイドブック、ガイドネット(っていうのかな)にも
「グアムへ行くなら水曜の夜は外せない! ローカルな雰囲気が味わえるチャモロビレッジナイトマーケットへ」
と判で押したように書かれていて、私達の到着が偶然にも水曜日だったので、これは行かねばなるまい! とダンナを説得したのです(笑)

カタコトの日本語がやけにうまいタクシーの運転手さんに
「帰りハ? 迎えに来るカラ、何時にスル? ソーネ、2時間もいれバじゅーぶんネ。
だから6時半ネ」とぐいぐい決められてしました。
も、もうちょっとゆっくり見たいな…と思い「7時にして~」とお願いしてタクシーを降りた途端、
ものすごいスコール(爆)

スコールの向こうに入道雲が

グアムは6月から雨期に入るので、雨が多いとガイドブックにもありました。
さいさき悪いスタートだなぁ…と不安になりつつ、スコールがやむのを待って、まだ人気もまばらなチャモロビレッジを散策することに。

チャモロビレッジ(Chamorro Village)は、ホテル・ロードのあるタモンの隣のとなり、ハガッニャという町にあります。
スペイン風の建物が並んでいる中には常設店があって、普段は庶民派レストランだったり、ローカル雑貨、お土産で有名なグアムチョコレートなんかを売っているのですが、毎週水曜の夜には屋台がたくさん出て、夏の盆踊り大会みたいな雰囲気です。
ビレッジの中央にある建物のフロアでは、ローカルのおじさまおばさま方(おじいちゃんおばあちゃんかも)が盆踊り(笑)ならぬラテンダンスを踊っていたり…そんな雰囲気です。


さて、早く到着しすぎたのか、屋台も準備中だったり客はいないわで、閑散とした雰囲気…
こんなことではダンナが「なんでこんなところに連れてきた!」とキレそうだわ~と不安になり「やだ~どうしよう~」と焦っていたのですが、焦っている間に続々とお客さんが来てとても賑やかに。
観光客ももちろんたくさんいるのですが、ローカルの人も大勢いて、単なる観光スポットではないということがわかりました。
私達は早い時間に食べ物を買っていたので並ばずに済みましたが、気づくと人気の屋台は長蛇の列! 早めに来て買っておいてラッキーでした。

 ドリンクの屋台もいろいろ出ていましたが、試飲させてくれたオジサマの屋台で、カラマンシーレモンのスラッシー(かき氷ドリンクみたいなやつ)を購入。オイシカッタ!
息子はパイナップルジュースを買っていましたが、甘かったな~




もっと甘かったのが、カラマンシーレモンの札の隣に見える「ブコパンダンミルクシェイク」というもの。珍しや~と思ってオジサマに「これも試飲できる?」と飲ませてもらったら、ぬるくて激甘だったのでやめました…薄いグリーンのドリンクに、ま緑のクラッシュゼリーがいっぱい浮いてるんですが、オジサマは優しいので、試飲用のちっちゃいカップにいっしょうけんめいクラッシュゼリーを入れてくれるサービスぶり。でもごめん、甘かったよ~(苦笑)
ちょっとググってみたら、ブコパンダンはフィリピンでポピュラーなドリンクのようです。ココナッツミルクのドリンクなんですって。


さて、肉とコーラさえあればご機嫌なダンナは、チャモロ風串焼きバーベキューの屋台にご満悦。
私が何を買おうかとキョロキョロしていると、屋台ではなく常設店のお弁当屋さんに目を留めたダンナが「ここで買えば?」と…
それはつまり「ここで買え」ってことね、と思い2、3人並んでいる列について待つこと数分。
英語にしてはヘンな綴りの多いメニュー(チャモロ語なのかもしれませんね)に四苦八苦しながら、注文開始。
よくわかってない私はサブのおかずを2品頼んでしまい、お店のお兄さんに「メインはどうするの?」と…あせってメインを追加したり、もう大慌て(苦笑)
ちなみにレッドライスというのはチャモロ料理の代表格で、アチョーテという植物の実で色をつけたピラフのようなもの。見た目はケチャップライスにそっくりですが、甘味はなくてもっとサッパリしています。
日本でいうところのお赤飯のような、特別なとき(フィエスタとか)に食べるものということですが、チャモロ料理を出すレストランやテイクアウトのお店では、わりと普通に出てきます。


写真中央の丸い入れ物に入っているのが、メインの鶏の煮込み料理。スパイシーだけどだいじょうぶ? とお兄さんが念を押した通り、かなりピリ辛ですがおいしかったです。
そしてその下の、ランチボックスに入っているのがさきほどご紹介したレッドライスと、エビのキラグエン、 ナスのココナッツミルク煮です。

キラグエンもココナッツミルク煮も、チャモロ料理では代表的なもの。鶏煮込みは温かいお料理ですが、キラグエンとナスは冷やされていました。
キラグエンというのはマリネのようなお料理で、削ったココナッツとエビ(ここではエビですが鶏肉もポピュラー)、レモンとトウガラシで味付けされています。 

…レモンとトウガラシなんて、ジェイミー・オリバーみたい。まさか彼、ここから盗んだのか?!(爆)

私は初めてのチャモロ料理で何もわからず頼んでしまいましたが、考えてみれば初日にもっともグアムらしい料理を食べたことになります!
その後の滞在中にも、何度かチャモロ料理を食べる機会がありましたが、この夜のお弁当が一番おいしかったかも(笑)
ちなみに、ダンナも最終日に「初日のバーベキュー串が一番うまかった」と言ってました。

※追記…その後、グアム関連のブログなどをちょこちょこと見ていたら、私が買ったお弁当屋さんは テイクアウトとケータリング専門のチャモロ料理店「Island Cuisine(アイランド・キュイジーヌ)」というお店だとわかりました。

バーベキュー串は息子にほとんど取られ、ダンナは再度買うため屋台に並んでました(笑)

買い食い大好きなダンナは、バーベキュー串のほかにも、焼きトウモロコシ(これはフツーだった)やトルティーヤ、炒めた春雨料理を買っていました。
この春雨料理は「パンシット」といって、やはりチャモロ料理の代表格です。ビーフンみたいな感じ。私はとても美味しくいただきましたが、なぜかセロリがゴロゴロ入っていて、香草系が苦手なダンナは「セロリの味しかしない!」と残していました。当然、その残りは翌朝私が朝ご飯としていただきました…

満腹になったあとは、お客さんでいっぱいのチャモロビレッジを散策。
あちこちに面白そうなお土産やさんの屋台が出ているのですが、

「まだ初日なんだから今焦って買わなくてもいいだろう、どこででも買える!」

というダンナの言葉を信じて見るだけにした、それが間違いでした…

こんなにローカルな、つまりチャモロっぽいお土産が手に入るのは、チャモロビレッジだけだったようなのです。
ホテル・ロードのお店やABCストアでは、お仕着せの大量生産っぽいお土産か、ブランド品ばかりで、チャモロビレッジで売っていたような、ちょっとローカルっぽいお土産は見当たりませんでした。
ま、これももしかしたら大量生産品を並べているだけなのかもしれませんが、こう、ローカルな雰囲気の中でオミヤゲを買う、それも旅の楽しみですよねぇ~。
しかも、常設店の中にスタンプショップを発見! ハイビスカスやチャモロ遺跡(ラッテ・ストーン)、チャモロの挨拶言葉などいろいろ並んでいました! カラーボックスのスタンプパッドまで売っていました(ホコリかぶってたけど 笑)
でも、日本で売っているスタンプの相場とあまり変わらない値段だったので、ちょっと迷って買わなかったのがいけなかった!
それ以降、どこのお土産屋さんでも見ることはかなわず…
大失敗です…(>_<)


もう満腹、食べられなーいと言いながらも、帰る間際にこんなものを発見


肝心のモノがボケてますが、これはタピオカとココナッツミルクでできたお餅を、バナナの葉でくるんで焼いたもの。奥に見える屋台で売っていました。ひとつ$1. 可愛いお姉さんからお買い上げ。
すっごくおいしかったです。これで100円なら安い! と思いました。
ちょっとググってみたら、これもフィリピンのお菓子で「アピギギ」というんだそうです。ココナッツとバナナをつぶして混ぜ合わせたもの、とネットにはありましたが、お店のお姉さんはバナナって言ってなかったな~。きっと私が聞き逃したのでしょう。あまり甘すぎなくて、ココナッツのおもちの中にタピオカがぷちぷち入っていて、本当においしかったです。また食べたい!


     ★


うーん、考えてみると、このチャモロビレッジ・ナイトマーケットでのお食事が、いちばん美味しかったし、一番旅先らしかったし、しかも一番お買い得なお値段でした。
旅行中、ダンナも何度かつぶやいてましたが、グアムは物価(特に食費)が高い。
観光客値段なのかなー。レストランなんて、日本だったら絶対に払わないような値段でしかお食事できませんでした。
でも、地元の人が買い物に行くようなスーパーマーケットでも、牛肉の値段が日本とさして変わらなかったので、生活するにはけっこう大変な島なのかもしれません。観光産業と軍の施設で生計を立てている島なのだそうです。

話がそれてしまいましたが

息子はこのナイトマーケットで、ちょっと楽しいイベントに遭遇!

それはまた次回のブログアップで…











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