2016年11月17日木曜日

I heart JAPAN : Amy Tangerine & Sakuralala Workshop Event in TOKYO! レポート


 先週の日曜日からもう何日も経っているというのにまだコーフン冷めやらぬマダムでございます。
 そう! 先週のにちようび・11月13日は、エイミーさんのワークショップでした!
 スクラップブッキングを始めた頃からずっと憧れていたエイミーさんのワークショップを、直接受けることができるなんて…いろいろ悩みましたがヘソクリをかき集め、清水ジャンプで申し込みました。
 ヘソクリ以外で一番の悩みどころは、エイミーさんを前にしたら私は緊張のあまり話しかけることも、サインを頂くことも、一緒に写真をとお願いすることもできず、ただただ指をくわえて1日終わってしまうのではないかということでした。見た目や態度と違って、私は意外とシャイなのです(笑)
 さらに、ワークショップですから何か作業をするはず。その作業だってエイミーさんがナマで教授してくれるものなのに、これまた緊張のあまり手もアタマも動かず、集中できずにボーッとして終わってしまうかもしれない。それはあまりにももったいなさすぎる…等々、アレコレアレコレとにかく悩んでいたのですが、最終的にはSakuralala さんのブログにも後押しされ、思い切って申し込んだのでした。

 実際には10月のパンセさんイベント、カサデパスさんへの納品、前日の茅ヶ崎イベントなどでバタバタしていて、エイミーさんのWSについてくよくよ思い悩む暇がなく、逆に心構えが充分できないままに当日を迎えてしまったのですが、かえってそのほうがよかったのかな。緊張はしていましたが、挙動不審というほどでもなく会場へ到着できました。早々到着組で、待っているあいだにセルフィー! yoshiko_ovさんの自撮り棒が活躍なのに、yoshikoさんがボケちゃってごめんなさい(゚Д゚;)


場所は入谷のオシャレなスタジオ。天井が高くて壁が白くて明るくて、開放感もあって素敵なところです! 席につき、さっそくチャオママから配られたキットの内容量の多さにビックリしていると、次はサクラララのエリさんと、エリさんのダンナさまからこんな素敵なサプライズが!


 ひとくちかじったドーナッツ型のペットボトルホルダーと、365のステッカー&桜スタンプ入りハワイのお菓子詰め合わせ! ななな、なーんて可愛くて、ゆき届いたおもてなしなんでしょうか。やっぱり女子はこういうのウレシイのよねぇ~
(*^-^*)

そろそろ始まるよ! これ、よく見るとエイミーさんがこっち見てくれてるかも(≧▽≦)

 そしていよいよスタート! 思ったよりも同時通訳は少なくて、基本的にはエイミーさんの英語だけでどんどん進んでいきます。一瞬焦ったのですが、エイミーさんのトークは可愛くて元気で、さらにここだけは日本語で、という部分をちゃんとエリさんに振ってくれているので、思ったほどは困りませんでした(もちろん、わかったほうが少ないけども)。エリさんも、ここは日本語で補足したほうがいいかな、という部分はしっかり説明して下さいました。


 そこでフと気づいたのですが、どういうわけなのか…これはやっぱり、エイミーさんと、それをしっかりサポートするエリさんのおかげなのでしょう、不思議と緊張しないのです。エイミーさんの笑顔にこっちも笑顔、エイミーさんの元気いっぱいのおしゃべりに、わからないなりに笑っているうちにだんだんとリラックスしてきて、さー12インチ作るぞー!という気分になってきたのです。
 そして、一通り説明を終えたエイミーさんは、みんなのテーブルのまわりをずっと巡って声をかけてくれたり、進行をのぞいてくれたり。とにかく気さくで、いつでも声かけて~(≧▽≦)みたいな雰囲気なので、ここはひとつ思い切って持ってきた貢ぎ物を渡してしまおうと、席を離れて声をかけてしまいました!
 貢ぎ物自体は高価なものではなくて、前日のイベントでココン・フワットさんから購入させてもらった「松ぼっくりのクリスマスガーランド・キット」と和風のミニ便箋&封筒セット(柄はなんと足袋!w)、それにエイミーさんの昔のコレクションペーパーを使って作ったカード、おまけでエイミーさんの息子くん・ジャックのオヤツにマクロビクッキーという布陣でした。


 日本の有名なものや、オシャレなクラフトグッズなどはご自分でもいろいろ購入されただろうし、日本のクラフターさんの手作り品なんてのもいいんじゃないか、と思ったのと、このクリスマスガーランドがとっても可愛くて! ただ心配なのは、説明書がないのでエイミーさんがテキトーに作るしかない(英語の説明書を準備する時間がなかった。その場で説明すればよかったのに、舞い上がっててそこまで思い至らず…果たしてガーランドキットだとわかってくれたろうか)のと、松ぼっくりは羽田空港で検疫?にひっかかって没収されたんじゃないかということ…滝汗

 ま、さて、エイミーさんはカードを見てとても喜んでくれて、さらにクッキーの内容がヴィーガンだと言ったらその話でちょっと盛り上がることができました(そうは言っても、エイミーさんの言葉をなかなか聞き取れなくてホントに残念)。ヴィーガンにチャレンジしてるけど難しい~、と言ったらうなづいてくれました(笑)
 イメージでは、ワークショップの時間、サイン会の時間と厳密に分かれていて、それ以外は話しかけられないんだろうと思っていたのに、ぜーんぜん! とてもいい意味で期待を裏切られ、なんだかすっかり楽しくなってしまいました。
 そうなると、エイミーさんの素敵なお手本もあり、その通りに作らず、自分の好きなようにと何度も声をかけて下さることもあり、どんどこ進む12インチ。おそらく1番のりくらい(ほかのテーブルではもう出来上がっていたかたもいらしたかも)で、仕上げてしまいました!
 ここはやっぱりせっかくのエイミーさんワークショップなのだから、エイミーさんにサインを入れてもらってこそ完成だろうと、ドキドキしながら仕上げた12インチを持ってエイミーさんのところへ行くと、これまた気さくに応じてくれて、レイアウトを褒めてくれて、かわいいサインを入れて下さいました。こうなったら記念撮影もお願いするしかない!


 エイミーさんのすごいところは、なんというか、もちろんお仕事だからというのもあるでしょうけれど、その中にそう思わせないくらいのとっても自然な、フレンドリーな部分があって、気さくというか、気の置けないというか、こちらにヘンに気を遣わせないといえばいいのか。最初から最後まで「とにかく楽しんでやりましょう!」というメッセージが伝わってきました。
 技術的にすごいなぁと思ったのは、とても考えられているレイアウトなのにとても自然な仕上がりで、さらに作っていてあちらこちらと自己流にアレンジしても、それがどれもうまく着地するという懐の深さ。なので、作っていて本当に楽しかったし、自宅ではないところで作ってここまでリラックスして集中できるって、なんて素晴らしい空間なんでしょう。

こちらが2枚めの12インチ

 あちこちにエイミーさんならではのテク伝授(ストロープープーとか!)を挟みつつ、前半に12インチレイアウトを2枚教わり、お昼休憩をはさんで午後からは「BITS OF BLISS」 というワークショップ。なんだろう、日本語に訳すと(ちっちゃな)喜びのつぶつぶ、みたいな感じかな? 訳すのが難しい。
 これだけクリエイティブな仕事をしているエイミーさんなのに、自分がクラフトを楽しんでいると、なんだか息子さんのジャックに悪いような気がしてしまう(guilty)そうなんです! だから、ちょっとの時間を使ってクラフトを楽しめたら、あまり悪いなぁって思わなくて済むし、家事をやりながら、仕事をしながら、合間あいまの時間でクラフトを楽しんだらいいんじゃないか、というようなハナシだったかと…(汗)
 でも私、すごくそれにうなづいてしまいました! あれこれ家事をしながら、ちょっとだけレイアウトを作ったり、カードにスタンプを押したり、とコマギレで何かを作ることがよくあるからです。ブログなんかも数行書いたらまた家事に戻って、とかよくやっています(笑)
 ま、とにかく、それでエイミーさんが思いついたのがこの「BITS OF BLISS」というわけなんですね(たぶん)。


こうやって撮っていたのだ!(撮影:yoshiko_ov)
打ちっぱなしのコンクリートの上に並べるのがまたセンス抜群!

 僭越というか、あまりに図々しいことではあるのですが、ワタクシ、これを見て自分のワークショップでよくやる「タグビュッフェ」を思い出しました! 小さなカワイイものを組み合わせて、時間をかけずにひとつの作品を作る。それがたくさん集まるとなんだかますますカワイイ…そんな感じでしょうか。エイミーさんと同じ発想(と大胆にも言っていいのかどうか)ができた自分、よくやったとホメてやりたい(笑)

 午後も2時、3時になってくると、参加者のみなさんも、作品を仕上げるよりもエイミーさんのサインをもらっておかなければという気持ちで並ぶ並ぶ…もちろん私も、エイミーさんのキットに入っていたトラベラーズノートにしっかりサインを頂きましたが、それが終わるころにはもうワークショップ自体の終了時刻となっていたのでした。


 このほかにも、エイミーさんのクラフトグッズが当たる抽選会や水彩絵の具体験、ティムさんのディストレスインクくるくる体験、それにサクラララのポップアップショップ(あれこれ買ってしまった)などなど、とにかく盛りだくさんのワークショップでした。
 そしてこの素敵に楽しい、おまけにリラックスしたひとときを絶妙なさりげなさでバックアップして下さったサクラララのエリさんとエリさんのダンナさま、スタッフのみなさま、チャオママに感謝です!
 ほぼ1日という長丁場のワークショップを、ここまでスムーズに居心地よく動かすには、エイミーさんとエリさんが本当にいろいろ話し合ったに違いなく、まさにエリさんのブログに書いてあったとおりなのですね。

エリさんと、yoshko_ov さんと(*^-^*)

 エイミーさんのおはなしで特に印象に残ったのは、お気に入りのクラフトグッズはついついしまっておきたくなるけれど、どんどん使ったほうがいい。作品になったほうが、いつでも見られるし、思い出になるけれど、しまっておくと、そのうち自分の趣味と離れてしまうこともあるから、と。
 また、エイミーさんといえばあの筆を使ったレタリング! みんなこのレタリングでサインしてもらっていたのですが、そのときに「いっぱい練習したんですか?」と聞いたら「So hard!」と低い声でコミカルに答えてくれたのがおかしかったです。とっても難しいんだとも言ってました。そうかー、エイミーさんでもキレイに書くためには難しくて、いっぱい練習するんだね。
 そして、トラベラーズノートを最後までやり切る秘訣はなんですか? と、私の英語力では到底聞けないのでTちゃんに聞いてもらったところ「シンプルに。カンペキを目指さない。順番は気にしない」とのことでした。なんだか人生のようだわ!と深く感じ入りました(笑) いや、けっこうマジです。

 夢のような充実した一日を過ごして、ますますエイミーさんのファンになりました。エイミーさんの笑顔と元気ですごくリフレッシュしたように感じます。そしてクラフトをもっと楽しもう、どんどん楽しんでいいんだわ!と思いました。






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