真理子さんを会長にいただく、「配色研究会」が発足しているようです。
実は私、真理子会長のフェイスブックを拝見してからすぐに、頭の中でシュミレーションだけは行っていたのですが…
そのシュミレーション、実際の形にしてみたらどうもうまいこといかず、配色研究を念頭において作ったカード1作目はボツになってしまいました。
そんなとき、配色研究会のK研究員(と呼ばせてくださいね~!)の結果発表を拝見し、真理子会長もお声掛け下さったので、勇気を出して再挑戦してみました。
しかし!
スタンプで考える配色研究、これがなかなか難しい。
自分が頭の中で思い描いている雰囲気や風合いに近づかないのです。
ペーパーのほうがラクだということを発見しました。なんでだろう…
それと、スタンプをきれいに均等に押すのって難しい!
余計なインクが紙についちゃったりして…
性格が出ますね。なにせ、まっすぐに押せない(苦笑)
などとブツブツ言いながらも、あれこれスタンプを押しまくって、なんとか3つ、完成しました~
カードを作るとき、スタンプをメインに持ってくることはあまりなくて、使うとすればセンチメンツぐらいだったのですが、今回は会長とK研究員に続け! ということでスタンプメインでカードを作ってみました。
お鍋のスタンプを使ったカード。
この配色は、花壇のパンジーを見て思いつきました。
白、えんじ、黄色、が花壇に植えられていてとても綺麗だったのです。
使ったスタンプの色は
artnic 66 "Burgundy"
Tim Holtz Distress Ink "squeezed lemonade"
です。
アートニック(って読むのかな?)は画材屋さんやスタンプ用品を扱っているお店ならだいたい見かけるような気がします。株式会社ツキネコの製品です。
今回、もうちょっとしっかり色が出て欲しかったのですが、もうあまりインクがないのかな~、思ったように押せませんでした。
「しぼりたてレモネード」みたいな感じの名前のスタンプは、発色がとてもキレイなのですが、もうちょっと主張してくれたほうがいいな~と思い、輪郭線を後から描き入れました。
センチメンツは、真理子さんお墨付きのColorBox"Espresso"です。
これ、本当に便利で、黒にしたいけど黒じゃちょっと…というときにこれを選んで間違いなし! なのです。
こげ茶色が家に3色あるのですが、やっぱり会社によって微妙に色合いが違うので、自分の好きな色を見つけるのって大事なんだなーと思いました。
そうそう、お鍋はひとつだけポップアップして、アクセントをつけています。
こちらは、50年代風のスタンプを使いました。お姉さんが「Please Telephone」と言ってます。
このスタンプ、なんと! 私が小学生のときに買ったスタンプなんですね~。
町田の東急ハンズでしたっけ~。
つまり、もう30年近く使ってるということで、スタンプって長持ちするんですね(笑)
たぶん、生まれて初めて買ったスタンプだと思います。
これ一つ買うのも、貯めたお小遣いで、清水の舞台から飛び降りるような気持ちで買った、そんな記憶がうっすらと…。
使った色は
Tim Holtz Distress Ink"peacock feathers"
HERO ARTS NEON"neon pink"
センチメンツはやっぱり ColorBox"Espresso"
です。
ティムさんのディストレスもヒーローアーツのネオンも、どちらもダイインクですが、わりとキレイに押せました。
最後はあじさいのカードです。
これは、2~3年くらい前だったか、リサイクルショップで購入したスタンプです。
お店の棚に、タンポポのスタンプと一緒にひっそり並んでいて、思わず買ってしまいました。
使った色は
Tim Holtz Distress Ink"shaded lilac"と、マーサのスタンプに付属品でついていた薄めのピンク、そしてまたまたColorBox"Espresso"と同じくColorBox"Harbor"です。Harborという色は、センチメンツの入っている枠に使っています。
ティムさんの「日陰のライラック」色とこのあじさいスタンプがよく合うような気がして、私はあじさいスタンプを使うとき、ついついこのライラック色を出してきちゃうのです。
このカードでは、台紙の色をすごく悩みました。4~5色出して合わせた結果、コアディネーションの仲間で、もっとざらざら感のあるヴィンテージコレクションに決まりました。
いろいろ悩みましたが、楽しかったです(*^_^*)
またやってみたいと思います。
真理子さん、K研究員、いろいろアイディアをいただき、ありがとうございました!