2018年11月22日木曜日

前回のクリスマスラッピング、ちょっとだけアレンジ篇


 前回の記事でご紹介した、井上住器さん・秋のリフォーム展示会。
 そこでやらせて頂いたお菓子のラッピング体験、(大人には)簡単ながらけっこう可愛く仕上がるし、作っていて楽しいので気に入っています。
 

 余談ですが、ラッピングの後ろにいるクマさんはドイツの絵本。
 ヴィンテージの絵本や美術書を扱っているネットショップ「Frobergue」さんで買い求めたもの。とっても素敵なお店で、お勧めです!

 話を元に戻すと、
 つくりとしては単純で、透明の袋に色画用紙を折って台紙にして、そこへお菓子を入れて大小のタグ2枚と一緒に紐で結ぶだけです。
 色画用紙を折るときにマチをつけているので、そのマチ幅と袋のサイズを変えれば、いろんなサイズのお菓子や、もちろんお菓子以外のものにも対応できます。
 色画用紙にマステやシールで飾りをつけたり、結んだあとの紐の先にお星様をつけたり、いろいろ飾って楽しめます。ラッピング体験では、3種類のマステから選んでもらったのですが、サンタさんのマステが子どもに人気と思いきや、クリスマス模様の白いマステが一番人気だったのがちょっと意外でした。台紙にした色画用紙も、赤のほうが人気かと思ったら緑を選ぶ子のほうが圧倒的に多くて、これも意外でした。
 結ぶ紐も一工夫して、赤い紐で結んだ上から、ほわほわの白い毛糸のようなものを結んでいます。これが雪みたいでちょっとかわいいのです(と思うw)。

 写真ではわからないのですが、小さいほうのタグはカードのようになっていて、開くとメッセージが書けるようになっています。メッセージだけではつまらないかなと思い、子ども受けを考えて、ローンフォーンのウサギさんともみのきスタンプを切り抜いて貼ることにしました。
 そのスタンプを外側にもってきたアレンジ版がこちら


 ただ、こうするとどうしてもセンチメンツが小さくなってしまうので、お好みですね。
 こちらのバージョンでは、マステと大きなタグの色を揃えたいと思い、マステの下に水色の画用紙でマットを入れています。タグで使ったパターンペーパーを、マステのように細く切って台紙に貼るのも一案なのですが、ちょっとまとまり過ぎてつまらないかな、と思ってワークショップではやりませんでした。
 

 小さなタグのほうに大きなセンチメンツを押せなかったので、タグに押しています。

 今は、100円ショップに行けばかわいいラッピング用品がいっぱいで、自分で作ったりしなくても全然オッケーなのですが、ちょっとの材料とちょっとの手間で、贈る相手を思いながらラッピングする…なんていうのも、いいものではないでしょうか (*´з`)





2018年11月21日水曜日

井上住器さん・秋のリフォーム展示会レポ!


 先週の土曜日、秋晴れの中無事開催、終了致しました茅ヶ崎の井上住器さん・秋のリフォーム展示会。



 お馴染みの焼き鳥やとん汁、焼き芋のブースに、雑貨やお茶、ワークショップのブースが並びました。



 和漢植物ブレンド茶の「いわしや」さん。女性に嬉しいお茶がいっぱい!
 私は、イライラもやもやに効くという(笑)茉莉花茶ブレンドを購入しました。


 お会いするたびにレベルアップしてオシャレに、素敵になっている、手作りアクセサリーの「HAPPIEST」さん。手作りイヤリングのワークショップは、ちっちゃな女の子からお母さんまで大人気でした! 忙しい店主のYさんに代わって、お客様にあれこれと説明をするヒマな私(笑)宣伝部長のMちゃんがちょっと大人っぽくなっていて、少女の面差しが嬉しいような寂しいような。


 我が「ちいさなカードやさん・ふわり」はこんな感じで。
 (私が額縁のアクリル板に写ってますね 汗)


 クリスマスギフトを自分でラッピング! お菓子にタグをつけてお友達にあげよう、という企画にいたしました。
 当初はタグ3枚重ねというのをウリにしようと思っていたんですが、その後もあーだこーだと手直しして、最終形はこんな感じに。開くと中にメッセージが書けるタグと、そのタグの後ろに一回り大きな柄もののタグを合わせて賑やかにしてみました。メッセージタグを開くと、メッセージのほかに、ウサギさんともみのきをスタンプして切り抜いたものが飾りでついています。

 私の力不足で、お隣の手作りアクセサリーの人気には程遠かったのですが(やっぱり女の子はオシャレが好き *^-^*)、ラッピングをやってみた~い、という小さなお客様が何人か来てくれて、楽しい手作りタイムになりました。もちろん一番のりは宣伝部長Mちゃん! 手際の良さにビックリです。いつもありがとうね。

 お子さんでも手軽に、なおかつ達成感のある、そして出来上がりがカワイイもの、と悩み過ぎたのか、結局は手軽な作業工程ではなくなってしまったようで、作るのに思ったより時間がかかっていました。10分くらいで出来上がるよ、なんてお伝えしたのに、作っている子が「ねえねえ、もう10分以上経ってるよ~」なんて言いながらセッセと手を動かしてくれたりして(笑)
 じーっくりとパターンペーパーの柄を吟味する子、紐の結び方にこだわる子、いろんな子がいて、一緒に作るのが楽しかったです。



 作業を細かく複雑にするか、もしくは手軽にサクッと仕上げるか。それは参加して下さるお客様や、どんな場所でワークショップを開催するかによって全然変わってくることであって、本当に毎回悩みます。前者のほうが満足感、達成感が大きいかというと、必ずしもそうではない場合もありますしね。

 そして今回は、いつもはテーブルに対して2席準備していたところを、1席にしました。参加者数は減るかもしれませんが、ゆっくり作って楽しんでもらいたいなー、というのと、私も焦らずにいろんなことをお伝えできたり、お話ができるかなーと思ったのです。

 そんな中で、年中さんの女の子が「やってみたい」と言って参加してくれました。
 小さな弟くんを抱っこしたお母さんは隣で見ていて下さったので、何かお手伝いをお願いすることがあるかもなぁと思っていたのですが、女の子はほとんど全部自分でやりました! すごい!
 丁寧に説明をして、ゆっくりと待っていてあげればなんでもひとりで出来るんだなぁ、と子どもの力に感心していると、お母さんが「下の子がいるから、なかなか一緒にこういうことをしてあげらなくて、今日は嬉しいです」みたいに言ってくださり、私もとっても嬉しくなりました。

 いつも遊びに来てくださるSさんは、この日はダンナさんと一緒に。


 お互いに宛ててメッセージを書いて、作って下さいました。
 ご夫婦でクラフトをするというのもなかなかない機会なので、と楽しんで下さっていてよかったです(*^-^*) いつも本当にありがとうございます。

 恒例のビンゴ大会ではタオルハンカチをゲットできたり(ちゃっかり参加)、展示会の来場者やリフォーム相談のお客様が増えてきたという嬉しいお話を聞かせて頂いたりして、充実した一日でした。社長さんが「また春の開催のときにもぜひ」と声をかけてくださって、ありがたいことです。ぜひまた、参加させていただけたらと思います。





2018年11月8日木曜日

BOOK AND BED TOKYO SHINJUKU


 ちょっとした機会があったので、以前から行ってみたかったところへお泊りしてきました。

 BOOK AND BED TOKYO
 
 私が行ったのは新宿店
 
 HPによりますと

   ふかふかなマットレスも無ければ、
   低反発の枕も無ければ、
   軽く暖かな羽毛の布団も無い。
   最高な環境での良い寝心地は、
   ここにはありません。
   あるのは、
   読書をしてたら(マンガでも良いですよ)
   いつの間にか夜中2時になってて、
   もうあとちょっとだけって
   まぶたが重くてたまんない中も読み続けてたら、
   いつの間にか寝てしまった。
   そんな、誰もが一度は経験した事があるであろう
   最高に幸せな「寝る瞬間」の体験です。

   だから、コンセプトは泊まれる本屋®︎。
   (あ、本は売らないです。言うなればってやつです。)
   「映画を観てたら寝ちゃった」とか
   「友達とLINEしてたら寝ちゃった」とか、
   とにかく「好きなことをしてたら、うっかり寝ちゃった」って
   最高の「寝る瞬間」の体験じゃないですか?
   そんな「寝る瞬間」に至福の体験を用意してくれるホステルを、
   本をテーマに自分たちで作る事にしました。

 と、あります。
 果たして、そのとおりの場所でした(笑)


 全体的に若い子向けの、オシャレな空間なのですが、あまり気後れしないのは本屋さんのような雰囲気だからでしょうか。
 ここ数年の外国人観光客増加に対応して造られていることは間違いないと思われ、実際にお客さんの割合は日本人と外国人が半々くらいだったような気がします。

私の冬物語が…

 ベッドはドラえもんが喜びそうな、奥行が長くて幅のせまい押し入れみたいなスペースです。すぐ上の写真、本棚の横にカーテンがついているのがおわかりでしょうか。このカーテンを開けるとベッドです。しっかりしたドアで仕切られているわけではないので最初こそちょっと不安でしたが、金庫もちゃんとついているし、ぐっすり眠れました。
 翌朝にはもはや自分の部屋状態で、出ていくのが惜しいような気さえしました(笑)

 面白かったのが、チェックインして自分のブースに入ると、シーツと枕カバーと一緒に本が1冊置かれていること。
 スタッフさんが選んで置いてくれるそうなのですが、お勧め本だったり、お客さんをなんとなくイメージしたりと選び方はいろいろらしい…と別のお客さんにスタッフの子が話しているのを小耳に挟みました。私のブースに置かれていたのはなんと

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 戦争直後、復員してきた男二人の物語。
 作者の山田参助さんがインタビューで「戦中と高度経済成長期の日本を書いた物語はたくさんあるのに、そのあいだが(全く無いわけではないが)スッポリ抜け落ちている。それを知らないと、日本人がどうやって戦後から立ち直ったのかわからない部分があるんじゃないか」みたいなことをおっしゃっていて(解釈違ってたらすみません)、なるほど!と思った。そして、内容濃ゆすぎ。野犬を殺して屋台の鍋に入れて、肉入りだよ~って売上アップを狙う話とか、作者の描く野犬の絵が可愛いだけにウッとくる。でも当時は当たり前すぎる話だったのねきっと。戦災孤児も、パンパン(ってわかる人いる?)のおねえさんも、そこらじゅうに居たんだよね。
 このホステルは歌舞伎町にあるのですが、チェックアウトして歌舞伎町をウロウロしていたとき、ああ、この場所も焼け野原になり、戦後すぐはバラックが立ち並んで、あれよ星屑の世界が現実だったのだな…と思ったけれど全然想像がつきませんでした。あれだけの歓楽街で、ビルがいっぱいで。漫画を読んだ後だけに、胸が痛かった。

 そんなわけでだいぶ話が逸れましたが「こんな漫画を私のブースに置いていくなんて…私のことを知っているのかも、ここのスタッフさん」と思ってしまった。
 しかし!
 ぐいぐい引き込まれてしまう漫画で、続きが読みたかったのになぜか1巻しかなかったの! ここのホステルに対してそれだけが不満だわ(笑)勧めるなら全巻揃えておいてよ~! 今、全巻オトナ買いするかどうかすっごい迷っています(笑)



 さてさて 




 階段状のスペースには雑誌やアート系の本が並んでいました。私の好きなrelaxもたくさんありました!


relaxに入ってたPERKS ANS MINI(洋服ブランドみたい)の広告ページ。オサレすぎる

 小説系よりは、オシャレ雑誌やアート系、コミック、フォトエッセイといったものが多いですが、小説ももちろんありますし、外国語の本、そして子ども向けの絵本も揃っていました。また絵本のセレクトが良くて、すっかり読みふけってしまった。


こういうコラージュのイラストは永遠に憧れ

 広くはないベッド(もっと広いのもあるみたい)だけれど清潔で居心地がいいし、コンセントあり調光あり、フリーWiFiもバッチリだし、何よりもスタッフの子たちがとてもイイ感じ。
 フレンドリーだけどラフすぎず、丁寧で気持ちの良い応対で好感度大!でした。
 私はそこそこ年齢高め層に位置するお客だったと思うのですが、若い子が多いなかでも全然そういうのが気にならなかったのは、スタッフのみなさんのおかげもあるんじゃないかな?
 ホステル全体の雰囲気は、そのときどきで変わるそうで、読書に没頭するお客さんがおおい日もあれば、泊り客同士で盛り上がって国際交流の場になったりすることもあるそう。

 カフェとバーがありますが、バーは夜の8時までだったので、ちょうど向かいにあったよなよなのビールバーへ!



 エライ混んでいて、めっちゃはじっこの狭い席に通されてしまったのと、オツマミがなかなか出てこなかった(キュウリの薄切りだけなのに…)のがちょっと残念でしたが、スタッフさんの雰囲気も悪くなくて、それなりに楽しく飲めました。

 とりあえず、冬物語を飲みつつ「僕だけがいない街」全巻をモウロウとしながら読破後、就寝…


 翌朝は、パジャマのまんま、カフェスペースでダラダラ



 小さなカフェスペースなので大したものはないのかと思いきや、スタバもびっくりのパフェみたいな甘い変化球コーヒー(ゼリー入りとか)の種類が充実。しかしオバサンはやっぱり普通のブレンドコーヒーをホットでお願いしたのでした。スタッフさんにさんざん説明させておいて…
 アボカドトーストは、パンが真っ黒で面白かったです。食べ物、飲み物全般を黒で揃えてるみたい。またこういうのがインスタ映えらしくて、ハッシュタグで検索するといっぱい出てきます。

 観光や用事でさっさとチェックアウトする人も多い中、パジャマでウロウロしてギリギリまで本を読み漁っちゃいました!

 とても面白かったし、そんなにお高いところではないのがまたありがたいので、なにか機会があったらぜひ一度行ってみてくださいね~ (*^-^*)