2015年8月28日金曜日

センチメンツ、どこに入れる? / ハギレ箱をゴソゴソしてみた。


先日、お友達へ送ったカード。


思い切ってセンチメンツなしで仕上げてみました。
デザイン的に適当な場所を見出せなかったというのもありますし、迷って妥協したあげくにカード全体の雰囲気を損なうよりは、切手ステッカーが引き立つだろうというのもありました。とにかく、切手ステッカーを一番にしたかったのです。
カードの画像をInstagramへアップしたところ、あの!才色兼備なしゅーさんがコメントを下さったので、そうだ!しゅーさんに聞いてみよう!ということで質問させて頂きました。

もしセンチメンツを入れるとしたら、しゅーさんだったらどこに入れる?

そしたら、しゅーさんがお返事を下さいました~ヽ(^o^)丿
実は画像でキチンと場所を指定して下さっているのですが、どーしてもその画像をiphoneからPCへ移せなくて、残念。手持ちのフリーソフトで同じように画像に入れたものを用意しようかとアレコレ試してみたのですが、それもうまくいかず。しゅーさ~ん、ごめんなさい(ToT)

しゅーさんが選ばれた場所は、切手ステッカーの右下あたり。小さくて細いフォントで「切手に8、台紙に2」の割合で文字が入るように置きます。切手よりもうちょっと角度のある右肩下がりになっていました。「ちっさいのを、主役に掛かるように(スタンプを)押して、いっそう主役を引き立てる感じです」とのことでした。

おおお! 全然考えてなかったところだったので、目から鱗(略してメロコ…とは言わないかw)です。私は切手ステッカーを全面に出すことばかり考えていたので、そこへ敢えてセンチメンツを重ねることで切手ステッカーそのものをより引き立たせるという技術が思い浮かびませんでした。

さすが、しゅーさん!
こういうやり取りをさせて頂けるって、なんかとっても嬉しくって、楽しくって。
そしてありがたいことです。

切手ステッカーはまだ何枚かあるので、しゅーさんの技術を応用させて頂いて、新たなカードを作ってみたいな、と思っています。




さて、ペーパークラフトをする人なら誰でも陥る地獄…それは「ハギレ地獄」

(笑)

A先生曰く「長年やっているとだんだんと捨てられるようになってくるけれど、特に初心者はどんなに小さいハギレでも『まだ使えるのではっ?!』と溜め込んでしまう傾向にある」そうです。
私なんてさしずめ永遠の初心者…爆 お教室のとき、いつもA先生に「この切れ端は捨ててもいいの?」と聞かれています。

そんなこんなでたまっていくハギレをとりあえずためておく箱がありまして、そこがパンパンになってくると、エイヤッと分別作業に入るのですが、今回はもはや分別すら不可能なくらいモッサリとなってしまいました。
そこで逆に「このハギレ箱に入っているものだけを使ってカードを作っていく」というお題を自らに課してみることにしました(カード台紙はのぞく)。使えるものだけをどんどん抜いていけば、最後にはいらないハギレだけが残る…予定ですが、そんなにはうまくいかないだろうなぁ(苦笑)

今回目に留まったのは、ずいぶん前にA先生のお教室で支給されたゴールドのレースペーパーハギレ。その時には半分しか使わなかったので、まるまる半円形で残っています。
ゴールドならではのゴージャス感…何に合わせようかと台紙のほうを探していると、第一回のY2Craftで頂いた、カードキットを見つけました(下さった方のお名前を失念してしまって大変恐縮です、ゴメンナサイ!)。パールっぽく仕上げたツヤツヤの紙にエレガントなエンボスが入り、キットですからバラのスタンプをダイカットしたものや、ゴールドのヒートエンボスで「Thank you」のセンチメンツなどなどがセットになっています。これ!これをキットごと合わせたらバッチリだわ~!と鼻息荒く決定。
さらに、結んだはいいが使われずに取り残されていたピンクのリボンもハギレ箱の中から発見。これがキット内のバラスタンプのダイカットとピッタリです。
組み合わせてみたところ、ちょっと引き締めるものが欲しくなったので、パール台紙のエンボス部分だけを切り抜き、マットに作り変えてから黒系のバフン紙と合わせました。うん、これでバッチリ!

出来上がったのがこちら


何だかんだいってハギレ箱から救出できたのはレースペーパーとリボンだけでしたが(苦笑)、とてもいい組み合わせになって満足です。
パール紙には少し茶色のインクをこすってアンティーク風にしてあります。仕上げにはピンクのラインストーンをあしらってみたら、こちらも全体を締めてくれました。

頂いたキットで、いつもの自分とは違うカードを作れてとても楽しかった!
ありがとうございました(≧▽≦)

っと、ハギレ地獄に話を戻しまして

もうひとつは、作ったはいいが使い途がなく、ずっとハギレ箱で待機中のドーナッツ。
先日、ケリちゃんのドーナッツスタンプを手に入れたので、組み合わせてみることにしました。
ハギレ箱からやたらと中途半端なサイズの水色画用紙も出てきたので、こちらを使ってミニカード台紙に。


シンプルに仕上げましたが、やっぱりケリちゃんのスタンプはどう使ってもカッコイイですね~。
手作りのドーナッツダイカットがケリちゃんスタンプで活かされました!
こういうミニカードをいくつか作ってストックしておくと、急にちょっとしたご挨拶を添えたいときに便利ですよね。ハギレ地獄対策にちょうどよさそうです。

ハギレシリーズ、これからもちょこちょこと続きそうな気配です、…どうぞよろしく!





2 件のコメント:

  1. まだむ!!カードキット、こんなに素敵にアレンジしていただいて、嬉しい!です。 鼻息荒くのところで、吹きだしました。
    パール、weddingっぽさが強いのですが、こんな風に端に色を付けることで、アンティーク感が出て、落ち着いた感じになるんですね。引き締め感が欲しくなったので。の下りも納得です。 まだむの考えた順番がわかって、すごく勉強になりました。

    切手カードも色合いがすごく好きです。 竹久夢二の大正ロマンを思わせます。 しゅーさんのセンチメントを付けるとしたら。。。。もなるほどーってなりました。 写真をもとにいろいろみんなでやってみることが出来たら、とっても楽しいトライアルですね。 そういうの大好きです。

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    1. にこりんさん! こちらにもコメありがとうございますぅー!
      はい、このパールの紙とエンボスの組み合わせがウェディングにぴったりだなぁと思いました(*^-^*)
      ほんとうは、エンボスのぐるりもオシャレだったので切り抜くのをちょっとためらったのですが、バフン紙黒の台紙に合わせるにはどうしてもこのサイズまで切る必要があって、思い切ってバッサリいきました。色付けしているのはツキネコのウォルナットインク(だったと思う)というスプレーになってるタイプのインクです。写真に塗るとセピアになります、というだけあってこういうツルツルの紙でもしっかりのってくれました。いやーただずらずら書いただけなのに勉強になった、なんておっしゃって頂けて面映ゆいですが…何かの参考になれば幸いです。

      切手カードは色合いがうまくいってくれて私もお気に入りです。
      そっか、こういうトライアルでみんなに写真をアップしてもらって載せるとかも楽しいかな?
      集まるかしら…

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