手作りグリーティングカードのお店「ちいさなカードやさん・ふわり」のブログです。手作りカードのワークショップを開催したり、オーダーメイドカードなどを承っております。少人数、大人数にかかわらず手作りカードのワークショップ、1枚からのオーダーカードでもお気軽にご相談くださいね。
2013年8月24日土曜日
15年前のフランス旅行 (3)
パリふれあい街歩き・・・・・みたいなアレコレ(笑)
● サントノレ通り ●
朝早くてあまり人通りもないし、お店も全然あいてないんだけど
なぜか記憶にあるのは、
絵葉書を買った文房具やさんに、友人がガイドブックを忘れたため、
同じ道を2回通ったからなのでした。
● 我らの婦人…ノートルダム ●
教会を見学すると思うけれど、一介の旅行者(しかも無宗教)がこういう場所に立つというのは、
教会を信仰の場としている人から見たら、どーいうかんじなんだろうか。
お寺や神社を観光にくる外国人が異分子にしか見えないように、
やっぱりあたしたちだって異分子なんじゃないかな なんて考えて、
私はせめてもと思い10Fのろうそくに火を灯してお祈りをしてみたのでした。
別な視点から見たら、それでもやっぱり日本みたいに単なる観光地と化しているのかな。
外国の教会を見ると、文化の違いを感じないわけにはいかないです。
午前中のバス観光は、ピーカンのほんといいお天気で、
ノートルダムの後ろの公園もさわやかで気分がすーっとしました。
● パリで入ったCafe ●
「カフェ」といえばパリ
パリといえば「カフェ」
もう 子どものころから、カフェっていうところを本で読んだりして、
バクゼンとしたユメを抱いていたわけです。
「パリへ行ったらカフェに行こう!」
で、パリは疲れたらカフェ、っていうのがけっこう自然にできる。
その理由。
(1) 三歩あるけばカフェ、というくらいカフェがいっぱーーーい街中にあるから
(2) 自販機がないから
(3) ただ飲むだけなら安いから
その他、もちろん観光客としていろいろのぞいてみたいって思うから、水分補給に対して、多少の散財もいとわないとかっていうのもあるんだけどね。
でもそれにしたって、
イタリアもそうだけど、なんとなくパリのカフェは入りやすい。
コーヒー1杯でさよーなら、ビールグラス1杯でさよーなら、っていうのはイイですね。
で、チェーン店のマニュアルくささがない。これがいちばんイイかんじの理由でしょうか。
入るたんびにいろんな雰囲気。楽しいです。
なんといっても思い出すのは
超高級ブティックばかり立ち並ぶ通りを一歩わきに入ったところ、あの「セリーヌ」のとなりにあったおせじにもオシャレじゃないカフェ。
あんまり疲れちゃって、ひとやすみしたいねって入ったんだけど、入るとき一瞬悩んじゃったの。
なんでかっていうと、カウンターにオジサンたちがごちゃごちゃたむろっているだけで、テーブル席にはほとんど人がいなかったから。
で、勇気出してドアを開けると、そのおじさまたちが振るサイコロの音が…
「わあーどーしよォー」って思ったんですけど、もうボンソワールとか言ってドア開けちゃったし…
でもよく見るとおじさまたちもニコニコして怖そうなかんじじゃないし、
カウンターの中からギャルソンのおじさまも出てきてくれてちょっと安心。
座ったテーブルは会社の会議用テーブルみたいな柄の、ま四角な、ちゃっちいテーブルで、
友人が「なんか落ち着くねぇ」と言ってました。くつろいじゃったのですよ、結局。
ギャルソンのおじさまがすごくいいひとで、友人の質問とかにもいっしょうけんめい答えていてかわいかった。
おじさんたちが仕事帰りとかに三々五々集まってきて、みんなでチンチロリンするのを楽しみにしてるみたいな、そういう雰囲気がよかった。
そこへ日本人の女の子が3人紛れ込んできちゃって、なんかヘンなんだけど、ニコニコしてくれるみたいな。
パリのカフェでいちばん思い出の場所です。
サンジェルマン・デ・プレのカフェでは、入るなり
「あっち」 とカフェのおやじは私にトイレの場所を教えてくれた。
なんでわかったのかしら…私がトイレを借りに入ったということが…
そんなにオシッコがまんしてる顔だったかなあ。
ちょうどお茶には中途半端な時間のせいなのか、もともと広いお店のせいなのか、
外のテラスにも店内にも人影はまばらでした。
カウンターの中はピカピカにみがかれていて、お店の人の働きぶりがわかるかんじ。
私は「Un cafe,s'il vous plait.」 と言ってカウンターでエスプレッソを頼んだのですが、これがめちゃくちゃおいしかった。いい味でした。
隣のお兄さんは誰かと待ち合わせっぽいかんじでビールを飲んでました。たしかケータイで話してたからそう見えたのかな?
閑散としたカフェの雰囲気と、雨のふる表通りの雰囲気と、なんとなく体が憶えています。
ちょっともの淋しいけど居心地がいい。
うまくチップが渡せずに、おつりをもらうハメになってしまったのが心残りです。
ベルサイユ宮殿の地下のカフェ。
ショコラを頼んだのが、おいしーい! んだけど甘いです。すごく。
なのにまだ砂糖がついてくるので
「フランス人はこれにまだ砂糖を入れるんだろうか…」
と友人と二人、悩んでしまった。
それから、毎朝あさごはん食べてたホテルのレストランに置いてあった袋入りショコラ。
日本へ持って帰ってきて飲んだら、すんごくおいしかったです。
どこのカフェでもほとんどビールばかり飲んでいたわたし…
生ビール、座って飲んでもだいたい10~11F(250円くらい)。
セリーヌの隣のカフェのおじさんは、ビール頼んだらピーナッツを出してくれた。
うれしかった。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿