2017年3月6日月曜日

ワッフル教室ご報告(ちょっとだけ)/ カレンダー頑張ってます


 またまた先日のはなし。
 夕食の付け合わせにレタスがないので、駅前に買いに出ました。
 まあそれはどうでもいいのですが、帰りがけにワッフル屋さんの前を通ると、先月のわくわくワッフル教室のときの模様が貼りだされていました。バレンタインカードのキットで思い思いのカードを作り、ニコニコして写真に納まっている子どもたちを見てとても嬉しくなり、店長さんにうかがったところ撮影の許可を頂きました。



 ワークショップですと、自分で参加者さんの反応を見ることができますが、キットを納めさせて頂くだけですとそういうわけにはいきません。声をかけてくれたHさんからは「楽しそうだったよ」と聞いていましたが、実際に写真を見ることができてよかったです。快く撮影許可を下さり、店長さんありがとうございました(*^-^*)

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 最近話題(なのかな?)の活版印刷カレンダー。私もさる美しいご婦人から今年の分を頂戴し、これまた美しい別のご婦人から頂戴した昨年の分のように眠らせてはいけないと(にこりんさん、ここで正式に謝罪します。PLに使おうと思ってのんびりしてたら、2016年終わってたよ…ごめんなさーい!おおう 泣)、とにかくやっつけでもなんでもいいから作って、その月が始まったときにはPCデスク前に貼りだすことを目標にしました。もうひとつの目標は「手近にあるものでササッと作る」夕飯ではありません、カレンダーです(笑) アイディアを練って材料を準備して…とやっていると1ヶ月なんてすぐ過ぎてしまうような気がしたので、作る!と思ったときに机に散らばっているものだけで勝負することにしました。
 1月は以前にもご紹介したこちら


 友人が帰省みやげにくれたアラレのパッケージを切り抜いて貼りました。


 2月は、ワークショップの準備段階でボツになった着色ペーパーをリメイク。全体のバランスがちょっとよくありませんでしたが、そういうことはもう気にしない(汗笑)


 3月はお雛様ということで、いつ買ったのかもはや全くわからない、お雛様シールの最後の1枚を使いました。他もすべてハギレです。でも春らしい色合いに仕上がって満足!
 
 とにかくクリアしていくことで、次の月はどうしようかなぁと思う余裕も生まれてくるもんですね。季節感も取り入れられるし、子ども向けの図画工作や美術の授業にもよさそうだな、コレ。そんな機会は全然ないけど 爆
 にこりんさん、しゅーさん、ありがとうね~!





2017年3月3日金曜日

珍しく読書感想文「ティファニーで朝食を」


 先日の夕食後、モーレツにお腹が痛くなり、テレビをおともにソファで悶絶していました。チャンネルをポチポチと変えていたらたまたま映画「ティファニーで朝食を」をやっていたので痛みと闘いながら(笑)見ていました。
 オードリー・ヘプバーンの可愛らしさと、彼女の持つ絶対に揺るがない上品さというか気品、オシャレな衣装とニューヨークの街並みを楽しむ以外には、つまらないわけではないけれど特に心に響くような話でもなく、ユニオシさんという日本人(この名前どこから?)のひどい描き方に時代を感じるな~などと思っていたのですが(苦笑)、原作は全然違う話らしい。
 しかし…私は中学1年生のときに原作を読んだはずなのです。オードリーが表紙になっている新潮文庫で、ボロボロのそれを私は中学校の体育館で開かれたバザーで買ったのでした。カポーティなどという名前を知るはずもなく、いわばジャケ買いです(笑)


 読んだはずというのは、内容について「よくわからなかった」以外の感想がないからで、あれから30年経った今となっては、その内容が中一女子には難しすぎたのか、最近よく言われるように、訳があまり良くなかったからなのか(誤訳が散見されるらしい)。
 読み返してみようと思って本棚をざっと見たのですが、捨ててしまったのか売ってしまったのか(かなりボロボロで、売れるような状態ではなかったはずだけどなぁ)、見当たりませんでした。
 そこで、30年前には想像もできなかったような素晴らしい密林?熱帯雨林?で、今度は村上春樹の新訳をポチってみました(30年前を考えると世の中の進歩は恐ろしい)。


 新訳新訳と言うわりにはところどころナゾの言葉遣いもありましたが、すごく明晰で読みやすい文章でした。思っていたより、乾いてパリッとしているというか。30年前に読んだのはもう少しわかりづらい文章だった気がします。あと今回は先に映画を観てしまっているので、映像で補っている部分があるかもしれないです。
 でも、もしこの新訳で読んだとしても、13歳の少女がこの話を面白いと思ったかどうかはちょっとわからないな。
 でも、不惑を過ぎて(自分にこの表現を使う日が来ようとは…)、妻母主婦生活にどっぷり漬かってしまった今の自分が読むよりは、13歳の頃の自分のほうが、この小説に素直に入り込めたかもしれない、とも思う。

 この小説は1958年に発表されているのだけれど、ここに出てくるホリデイ・ゴライトリーが、自分が生きる選択肢として(金持ちの)男性に頼る(散文的に言って)以外の選択肢を選んでくれたらなぁと思うのは21世紀だからかな。ま、自立して自分でバリバリ働いて生きるわ!オトコなんか要らないわ!とかヒロインが言い出したらこの小説はまったく面白くないけど。というか話が成り立たないけど。でもさ、金持ちでも貧乏でも、男と一緒にいたらどんな男といたってそれはある意味では(あくまでもある意味では)、「空の上で暮らす」のと同じだと思う。テキサス州チューリップでもリオでもブエノスアイレスでも、アフリカでも。
 それとも、彼女に「落ち着き場所」が見つかっていればいいなと思うのは語り手の「僕」なのであって、ホリー自身はそんなことテンから思っていないのかもしれない。彼女は「本物のまやかし」だから、「いやったらしいアカ(なぜ村上春樹はこの言葉をカタカナの「アカ」にしたんだろう?原文は何になってるんだろう?)」を抱え続けたまま、落ち着き場所なんか求めず、流れ続けていくことを選ぶのかな…とも思う。
 ま、とにかく、ホリデイ・ゴライトリーはきっと死ぬまでダイヤモンドが似合わない女である、そこがこの小説のひとつのポイント(すべてではない)なのかもなぁ。

 原作者のカポーティは映画化に際してオードリー・ヘプバーンが主演ということをすごく嫌がったと何かで読んだけど、小説を読めばさもありなん、と思う。だって全然違う、違いすぎるから。映画のヘプバーンはとても素敵だったから、映画と小説はまったくの別物と考えるのが正解だと思います。語り手の「僕」も、全然違うし。
 彼女の容姿に関する描写がとても魅力的なので、原作を読むとみんなそれぞれのホリデイ・ゴライトリーを思い浮かべるんじゃないかと思います。性格は…散文的に言って、女友達としては一緒にいられなさそうだけど、そうじゃなかったら魅力的かも(笑) というか彼女は友達なんか欲しくなさそう。自分でも、ひとりもいないって言ってるし。
 ただ、自分を探しに来たドクに対しては(散文的に考えてひどい男だけど)誠実に向き合って自分が戻れないことを伝えてから追い返しているみたい。それが彼女にとって、物語にとってどういう意味を持つのか、ちょっとまだ考えがまとまらないのだけど。
 妊娠しているらしいのに馬に乗るエピソードも、彼女の性格を描いているのか、物語全体に影響させているのか、どちらなんだろうと思う。(不法逮捕と言い切る部分と同様に使われているエピソードなのかどうか、それともフレッドや猫と同じなのかという意味)
 そう、猫(散文的にはあの終わり方で胸をなでおろした・笑)。
 猫は、自分から出て行ったら追いかけちゃいけないけど、そばにいてくれるのに追い出したらいけない動物だと思う。でもそこまでして、めちゃくちゃ後悔しながらも、探さずに旅立つ、それがホリデイ・ゴライトリー、トラヴェリングなのかも。

 村上春樹はあとがきで

 主人公の「僕」がホリー・ゴライトリーの有していたイノセンスの翼を信じ続けるように、信じ続けようと心を決めたように、僕らもまたこの『ティファニーで朝食を』に描かれた美しくはかない世界を信じ続けることになる。寓話といってしまえばそれまでだ。しかし真に優れた寓話は、それにしかできないやり方で、我々が生きていくために必要とする力と温かみと希望を与えてくれる。
 そして小説家トルーマン・カポーティは、僕らに優れた寓話とはどのようなものであるかという実例を、鮮やかに示してくれたのである。

 と書いています。
 なるほど。そうか。そういうことか。
 そのあたり、どうも納得できずにいろいろ考えてしまうあたりが、(ホリーと同じ)オンナだからってのもあるし、自分がオバサンになってるというのもあるのだろうなぁ。イノセンスで生きてくのはけっこう辛い…と思ってしまうあたりというか。そこらへんが、そう、ダイヤが似合うようになる年齢の前に、この小説を読んでおくべきなのではということでしょうか。

小説の中で一番美しいと思った場面のイメージはこんな感じ

全く関係ない余談:
 中学の体育館で開かれるバザーは、当時その中学に通うすべての子ども達にとって胸沸き踊るものすごい素晴らしいイベントで、私も大雨をものとともせずに中学へ行き、沸騰状態で見て回った思い出があります。そのとき買ったのは、くだんの「ティファニーで朝食を」の文庫本、色あせた英語のディズニーコミック古本(いつなくしてしまったんだろう)、今思えばB級品の布地をどこかで手に入れた保護者が、バザー用に安く買って作ったのであろう、正規タグのないオサムグッズの手提げバッグ、そして、折り返すと、ピンクの花柄がついたミントグリーンのギンガムチェックが見えるようになっている、黒いバスケットシューズ。あんこは嫌いだったのに友達のお母さんが作っているからと無理して食べたら意外にもおいしかったお汁粉。雨の日で寒かったから、よけいに温かく感じたのでしょう。あれは理科室で食べたのだったか、技術室で食べたのだったか。なんとなく薄暗く、窓ガラスが曇っていたのを覚えています。





2017年3月1日水曜日

オーダー、いただきました! ~ ゴージャスなバースデイカード


 今日から3月! は、はやいですねぇ…2017年の6分の1はもう終わったってことですよね。ひいぃいいぃいい~

 本厚木のセレクトショップ「Casa de Paz」さんでいつも拙カードを見て下さっているお客様から、今年前半分のバースデイカードのオーダーを頂いております(ありがとうございます!!!)。
 バースデイカードをオーダーするってすごく素敵なことだと思うんです。自分のお友達の雰囲気や性格、好きな色やデザインなどを思い浮かべてメモにして、それを世界で1枚だけのカードに仕立てて、プレゼントするなんてサイコーのプレゼントだな~、って。
 そうです、オーダー頂いて作るカードは世界にそれ1枚だけ!です。オーダーですからね(*^-^*) カードの中のデザインを部分的に別のカードへ応用する場合はあるかもしれませんが、色も形もデザインもすべて同じカードは作りません。うっかり忘れて作っちゃう場合も、あるかも、しれないけど…(トシのせいで記憶力が危ういゆえに弱気w)。
 ご注文者様にとっては、ご自身が制作側に伝えた内容がどんなふうに仕上がってくるんだろうという楽しみもあるかと思うので、制作側としてはそのご期待を裏切らぬよう、もちろんカードを受け取るかたにも喜んでもらえるよう、考えて考えて作っております(そのつもりです!)。なので、毎回ほんとにハラハラドキドキです(*´з`)

 さて今回、お客様から頂戴していたのは、ゴージャスなバースデイカードのリクエスト(お客様から頂いた情報をザックリと言い換えております)。
 キラキラ感を出したかったので、メモを拝見してすぐに「シェイカーカードにしよう」というのは決まったのですが、シェイカー部分のまわりをどうするかな~と考えて、キラキラ感のある宝石柄のペーパーを使ってみることにしました。
 さらに、シェイカー部分の土台となる、厚みのあるシート部分の処理をどうするか。カジュアルな感じであればそこまで気にしなくてもいいかもしれませんが、今回は特にゴージャス感を大事にしたかったので、にじいろ師匠のお知恵をまるっと拝借致しました! 
 拙ブログでその内容をご紹介しても良いと師匠が快くOKを下さったので、こちらでご紹介しますね。


 モノクロ画像でちょっとわかりづらいかな(汗)
 シェイカーカードは、スパンコールやビーズを入れるための凹み(なんかほかにウマイ言い方あるんだろうけど思いつかないw)を作るため、厚みのあるシートを使うのですが、その断面が丸見えだとどうも仕上がりが美しくない。私は今まで、そのシートにかぶせるペーパーをシートより若干大きめにカットして、断面を隠すという方法を取っていましたが、これだと郵送時などにシートからはみ出たペーパーが折れてしまうのではないかという懸念はぬぐえなかったわけです。
 しかーし! にじいろ師匠はシートとペーパーをキッチリ同じ大きさにカットして、そのぐるりに同じ幅のリボンを巻くことで、機能的かつ美しく処理されたのであります!(コーフン気味)今回は、5ミリ厚のシートに6ミリ幅のサテンリボンを巻き付けてありますが、ペーパーの厚み(といっても微々たるものですが)分も考えると、ちょうどいいと思いました。シートに両面テープを貼ってからリボンを巻くか、リボンに両面テープを貼ってからシートに巻くか、それぞれやりやすい方法があるのではないかと思います。
 
 シートとカード台紙の大きさをどうするか? これもカードの雰囲気を変える大きな要因じゃないかと思っています。シートと台紙をまったく同じ大きさにするほうが、厚みからくる圧迫感というか「シェイカーカードなのよっ!」という威圧感?は少なくなるかもしれません。また、先述した、上に貼るペーパーをシートより若干大きめにすることでも、この威圧感は少なくなって、普通のカードに近い仕上がりになるかと思います。今回のカードのように、シートより台紙が大きいというタイプだと、カードの上になにか厚みのあるものが乗っかっているように見えてしまい、一番威圧感がデカイのですが、私は今回台紙の色をきちんと見せたかったので、あえてシート部分を台紙より少し小さめにカットしています。でも、にじいろ師匠から伝授して頂いたリボンをぐるっと巻く方法だと、リボンの持つ落ち着きと仕上がりの綺麗さに助けられて、その威圧感がぐぐっと減る…減るどころか、リボンのおかげでカード全体のオシャレ度がアップするような気がしました。
 もうひとつ、シェイカー部分をカード台紙の裏(つまりカードの中)に持ってくるという方法もありますが、私はどうもこの作り方がヘタクソで(苦笑) これが一番スッキリ見えると言えばそうなんですが、またもうちょっと上手になったらブログで取り上げてみたいと思います。

 それにしてもこんなにスゴイ技を惜しげもなく伝授、さらにブログへの掲載も快諾下さって、にじいろ師匠、本当にありがとうございました(≧▽≦)

 そんなわけで…なんかいろいろ語ってしまいましたが(笑)、出来上がりはこちらです


 真っ赤ではない、ビミョーに朱色がかってる(と日本人には思える)赤を集めた感じになりました。お祝いでしょう?(笑)


 センチメンツは、パターンペーパーの模様である宝石のなかから1色取りました。まったく同じ色というわけではありませんが、なるべく近いものを手持ちのインクから選んで使っています。


 シェイカー部分も、かなりドキドキしながら慎重に進めたので、振るとまわりにくっついてしまう部分なく仕上げられました! が、大きなビーズとスパンコールが重なると、詰まって動かなくなってしまうことがあったりするんです。こればっかりはどうにもならないので、あまりイライラせず、気長に優しくシャカシャカやっていると元に戻ります(苦笑)。 ちなみに、中身は大きなビーズ、小さなビーズ、スパンコールを3~4種類だったかと思います。


 封筒とインサートには、ティムさんのゴージャスなスタンプをあしらってみました。もうずいぶん前に買ったものですけど…Celebrate というスタンプはこれまたずいぶん前のフィスカースのものです。フィスカースでスタンプなんてあったの?!っていう感じですよね(笑)

 お客様も、お誕生日を迎えられたかたも、どうか喜んで下さっていますように。